台風

三和総合設計

2009年10月08日 10:07

昨日は一日中、進路や上陸時間が気になり、台風情報とにらめっこでした。
家や事務所の周りは早めに片付け、外回りの用事も午前中に済ませ、万全の体勢。

真上を通るかもしれない感じだったので、今日の午前中は、歩いて数十歩の事務所まで行けないかも!?と覚悟。
家でできることを用意して早めに帰宅しました。

子供の頃は、何度か大きい台風を経験しましたが、ずいぶん長いこと経験していません。
娘たちも大きい台風は未経験です。

私が子供の頃住んでいたところは、川のすぐそば。
天井川なので、決壊したら大事です。
今でも思い出すのは、幼稚園の頃。
川が決壊するぞー!と叫ぶ近所の人の声に、避難したこと。
そのときは、父が入院中で頼りは母だけ。
母がタンスの引き出しを高いところにみんな上げていました。
よくよく思い出すと、うちは平屋。ちょっとくらい上にあげても無駄だったかもしれません。
小さい妹と弟(生まれてたかな?)がいたので、私は自力で雨風の中を歩かなくてはなりません。
前も見えない雨に向かって歩いて避難したことを鮮明に覚えています。
結局、近くでの決壊はなかったのですが、大変なことが起こるのではないかとすごく不安な気持ちでいっぱいでした。

不安だったのはそのときだけで、他の台風のときには、
停電にろうそくの灯り、洗面器で雨漏りを受ける、風に窓がカタカタ鳴る・・・など非日常の出来事に妙にワクワクしていたように思います。
子供って、呑気なものですね。(私だけかもしれませんが)

今は、頼むから来ないでーと思う気持ちでいっぱい。
雨漏りの心配はなく、窓がガタガタ鳴ることもないですが、停電したら何もできない生活。
テレビも照明もない暗闇の中のろうそくにワクワクしていた子供心はどこへやら・・・・です。

仕事も建設中の住まいがあったら、気が気ではありません。
骨組みに屋根が葺けた状態が一番怖い。
吹き上げの風は恐ろしい力ですものね。

幸い、ここ滋賀は直撃はまぬがれたようです。
風の音にあまり眠れなかったことぐらいでしょうか。
雨は降っていますが、もうお日様が顔を出しかけています。

被害の大きかったところの方々は大変でしょうね。
ちょっと進路が違っていたら我が身にも・・・・と思うと、自分だけよかったと喜んでもいられません。
早く復旧できることを祈ります。


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