住宅エコポイント

三和総合設計

2010年01月14日 09:29

寒いですね。
昨晩は、かなり風が強くて恐いくらいでした。
朝は白銀の世界かも?と思っていましたが、なんともなく、すっきりとした冬の青空です。
家の中から見る朝日は一段とまぶしくあったかく見えてました。
外はかなり冷え込んでいましたが・・・・・。

昨日は、住宅エコポイントの講習に行ってきました。
まだまだ決まってないことが山積みなのはわかっていましたが、
少しでも新しい情報があるかもしれないと思って参加してきました。

結構、業者内では関心が高いのか会場は満席。

今度の第二次補正予算の成立後に工事が完成するエコ住宅の新築やエコリフォームに発行されます。
期間は今年の12月31日まで。

私たちにとっては、書類の準備やら手続きやらでどっちかというと本来の業務以外で手間がかかりそうです。
おまけにもうすぐ始まる制度なのに、細かいところがあまり決まっていない。
調べるにも時間がかかりそうで・・・・。
なんだか、バタバタ混乱しそうな雰囲気です。

このエコポイントの目的は、
ひとつは、CO2排出量の部門別での家庭部門の排出量を抑えること。
2008年度の家庭部門の排出量は、1990年比で35.4%も増えている状況。
2010年度で今より19%削減しないといけないようです。

もうひとつは、経済対策。
こちらは説明しなくともわかる状況ですよね。

エコポイントを利用するためには、リフォームにしても新築にしても何らかの費用がかかってきます。
この制度があってもなくてもエコポイントの制度利用できる省エネ仕様にかかるだけの費用を覚悟していた人にとっては、おまけの割引がついたようなものですが、そうでない人にとっては余分に費用がかかることになります。

どっちが得か・・・という判断になるだけなのでしょうか・・・・。

省エネ対策として、何もしないよりマシなのかもしれませんが、
本来の意味がうまく伝わらないまま、一時的なお得感だけで多くの方が飛びつくのもどうかと・・・・。

エコポイントがついた省エネ家電製品は、国民の省エネ意識を高められたのでしょうか。
真の経済対策になったのでしょうか。

国費1000億円かけて取り組まれる事業です。

何もしないよりマシ!だけでなく、
できれば、先を見た生きた使い方になってほしいものです。


さて、どれくらいの利用があるのでしょうかね。



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