食をみつめる

三和総合設計

2010年01月24日 11:16

お正月の食っちゃ寝で、太ったからダイエットせなあかんという声をよく耳にする今日この頃。

私はというと、あまり豪華な食事をすることもなく、寝てばかりのお正月でもなくで、お正月太りはなんとか免れました。
でも、ずっとある程度の幅でキープしていた体重が、ここ1年半くらいで戻れないくらいに増えてしまっています。
おかげで、腰が痛くなったりと体のアチコチに悲鳴も聞こえるように・・・・。
なんとかしないといけません。

ダイエットせなあかんということは・・・
病気でもない限り、無駄に食べている証拠。
甘い誘惑は山ほどあって、ついつい。。。。

食べ物があふれすぎています。

先日、新聞記事にこんなことが書かれていました。

「食の未来をみつめ、行動を」というタイトルで書かれていたこの記事の中に、今の日本の食の現状がいろいろ書かれています。

まず、食の自給率。
日本は41%で、先進国の中では際立って低い。私が小さかった頃の1960年代には70%以上あったようです。
なんで、そうなったか・・・・
米の消費は減り、肉類の消費は5倍になり、
安く仕入れられる輸入食材でより拍車。
そうなると国内の農家にも安さを求め・・・・農家を苦しめ、結果つくる農家を減らしていく。

食品の安さは、家計が苦しい消費者にとってはありがたいが、その価格競争で農家が苦しみ、買い物先の閉店も引き起こす。

こんな現象を引き起こさなければいけないほど、消費者は安い食材の追求をしていかなければならないのでしょうか?

とある市の家庭ごみの調査によると、台所ゴミの4割が食べ残しだったそうです。

スーパーなどで、売られる惣菜やお弁当は今、全製造量の2~4割が残飯になっているとか。

いちばんびっくりしたのは、1年間に出る残飯を金額にすると、
日本の農業。漁業の1年間の総生産額11.5兆円とほぼ一緒になるそうです。

ここに我々が、ダイエットしなあかんと言っている無駄な贅肉分を加えたら、どうなるんでしょうね。
体に身についた無駄な贅肉も残飯と同等ですもんね。
これによって病気になったりしていたら、それ以上に性質が悪いかもしれません。

記事には「安さを追求ではなく、無駄を防ぐことで、家計を削らず食生活が保てる」と書かれています。
よくよく考えるとできることだと思います。

安いと言って買いだめした食品を冷蔵庫や棚に置き去りにして、忘れてしまっているものありませんか?
安いと言って大量に買った食材を食べ過ぎて、無駄な贅肉つけてませんか?

私もかなり反省していかなければなりません。

一人一人が食生活を見直して、買い物の仕方もよ~く考えないといけませんよね。
ちょっとした心がけがたくさん集まれば、自給率も少しは高められるような気がします。


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