日曜日の新聞

三和総合設計

2010年04月11日 10:07

今日の雨で桜は散ってしまうのかな。
昨日とは打って変わったお天気になりましたね。

出かける用事がない日曜日は少しだけ朝の時間がのんびりムード。
新聞を読むのもスローペースになります。

日曜日の記事は、どっちかというと文化的なものも多いような気がします。
根っからの文科系の私には、興味を引かれる内容もあり楽しみです。

今日、目にとまったコーナーはふたつ。
ひとつは、枕の草子の紹介。
文科系と言えど古文は苦手。
原文と現代的に訳された文と両方書かれています。
まずは、訳された方から・・・・。
ふんふん、へぇー。こんな風にものを感じて書いてはるんやー。
そして原文。
????訳された文面を読んでいるからこそ理解できますが、いきなりこのままだったら無理。

でも、両方読んで、昔の人の物の見方や感じ方、それをうまく表現していることにちょっと感動して、なんとなくギスギスした心が洗われるような気持ちになりました。

次は「読書」といういろんな本の紹介の紹介コーナー。
紙面2面にわたって書かれています。
本をじっくり読む時間がとれないので、そのコーナーを読んで読んだ気になっています。

まずは隅っこの方にあった本の紹介文。
意気消沈している主人公におばさんがアドバイスしたこと。
ドリフターズ(漂流者の)リストを作りなさい。
やりたいこと、楽しそうなこと、ほしいものを書き出す作業。
それによって主人公はいろいろなことに気づいて前向きな生き方になったそうです。
トリフターズと読んで、8時だよ!全員集合!なんて連想してしまった自分にクスッと笑えてきましたが、へぇーこんな言葉があるんやなと発見した小さな喜び・・・。
(しょーもない喜びですが 笑)

もうひとつ今日紹介されていた本の中で、少し印象に残ったところがありました。
「茶の世界史」という本の紹介の中の文面。
この本には、世界の中でのお茶の存在の良さをいろいろ紹介していながら、日本人が茶の国であると自負しながらも直視しってこなかった問題にも触れているそうです。
環境問題、労働問題、フェアトレード・・・・お茶の負の側面も表現されているようです。

印象に残ったのはこの先。
これはこの本の紹介文を書かれた方の言葉だと思いますが、

「自分を癒すためのお茶、もてなすためのお茶などお茶を喫する目的はいろいろあるが、少なくとも私たちが飲む一服のお茶に関わるすべての人を幸せにする一服でなければならない」

お茶のことだけでなく、すべてのことにそうだと思います。

住まいづくりも同じ。
最近いろいろな場面で感じる違和感がこの言葉の中にあるような気がします。

わかっているようでわかってない今の社会。
見直したいものですね。

ちょっとだけ余裕のある朝は、普段の生活の中では感じられない発見があって得した気分になれます。

さて、今日も頑張って働きましょう!


人気ブログランキング参加中。
 ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
    クリックお願いします。


関連記事