青い空

三和総合設計

2011年04月06日 10:43

昨日も今日も青空が広がっています。
すっきり晴れ上がった空を仰いで深呼吸したくなります。

でも・・・・
このきれいな青空の下には、私たちには見えない香りもない危険なものが存在するかも知れない。
もし・・・・
そうだとしても私たちはこの空の下で暮らしていくしかないのです。
原発被害に遭われている方は、もっと苦しんでおられるでしょう。
なんで、この場所で暮らせないのか。

今、そしてこれからどうしていくのか心底考えて行動していかないといけないですよね。

大きな津波が来るからと高い防波堤を無駄な工事と大反対にあいながらも無理につくった。それで町は、救われた。
大災害のときに役立つからと発案した移動式太陽光発電機。電気は大災害でも2.3日で復旧するから売れんと取り合ってくれなかった。売れないからたくさんつくれなかったけど、それが役に立っている。
オール電化の家は何も助けてくれなかったけど、おばあちゃんが備蓄していた炭とご飯をかまどで炊ける知恵が、みんなを救った。

震災前と同じくらいの供給がある食べ物でも品切れ。
テレビに映る人は口々に買占めしないようにしていますと言う。
一体誰が買っているんでしょうね。
新聞紙面2面見開きで、わが社の現場は動いています!資材もあります!と大きく宣伝する会社。
なんのために?
被災地を見物のために車で訪れる人が多くなっているとか。
そのために被災地の方が思うように動けないこともあるとか。
どんな心で町をみつめているのでしょう。
人は避難しても動物は避難できない。
屋内避難地域に残り、残された動物たちを保護し面倒をみておられる獣医さん。
やせ細って、あばらが見えてる動物、震災で足をもぎとられている動物。
必死に生きる動物たちを前にむなしさを感じながらも助け続けておられます。
動物も人もこの地で生きているのは同じなのに。

なにが本当?
なんのため?
誰のために?

本当に美しいと思える空の下で、みんなが美しい心で暮らし続けていきたいものです。


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