おはようございます。週末なのにあいにくの雨ですね。先週の土曜日も雨で早朝から(夜中・・・)ダブル出店というとても過酷な一日でしたが、この週末は端材工房の出店もイベントもなく、落ち着いた週末となりそうです。
今の内にいろんなことを片付けておかないと・・・・
さて、話題を変えて・・・・タイトルのお話を。
和風総本家というテレビ番組のお話。
テレビ大阪の番組ですが、びわこ放送で放映されています。
興味ある内容の時は見ています。
この番組に出てくる柴犬の豆助がかわいくてかわいくて、それ見たさに見ているのも大きな理由のひとつですが、気に入っている内容は職人さんの仕事を紹介していること。
職人さんってすばらしい!ってつくづく感じます。
この前の番組は、日本のすばらしい職人仕事が海外で人気だという内容。
今回はちょっと複雑な気持ちで見ていました。
南部鉄の急須や銅の手打ち鍋がフランスで大人気
茶筒がイギリスで
木と着物生地でつくった針山がニューヨークで
和紙がイタリヤで
のこぎりがバイオリン職人さんのところで・・・
はさみが美容師さんのところで・・・
といった感じで、日本の職人さんがつくった品々が海外で重宝されているのです。
飾り物ではなく、ちゃんと日常で使われているのです。
その職人さんたちは、すべて小さな作業場で一生懸命働いて作っておられるのです。
日本であまり見向きされなくなったものが海外で・・・・
ちょっと悲しい気分になる番組でした。
先日、事務所によく来るあるメーカーの営業さんに主人が、
「世の中のものは職人さんがつくったものばかりなんや。道路ひとつでもなんでもみんな職人さんが仕事をして始めてできてるんやで。そやのに職人さんを使う人が威張って偉い人間みたいに思われたり儲けたり・・職人さんがいなかったら成り立たない世の中なのになぜ職人さんを認める社会になっていないのか・・・・」
といった内容のことを懇々とお説教?していたそうで・・・・
その若い営業さんから出た言葉は、
「そんなことを考えてもいなかった・・・考えてみたらそうですよね。」
とのんびり言っていたそうな。
その営業さんが来た目的というのは・・・
賢い子が育つ家とかを提唱している人が大人気で、なぜ大人気かを知るセミナーに参加してみませんか?といったお誘い。
いつまでそんな学歴主義的な話になるんやー!
そんなことが大人気なこと自体が、今の世の中をおかしくしてるんじゃないのか?
そんなセミナーやるより、企業として社会に対して今もっとしなければならないことがあるやろ!
という怒りからのお説教。
私たちの設計の仕事も職人さんがいなければどうもなりません。
絵に描いた餅ばっかりあったって、家は建ちません・・・・
そんな当たり前のことをちゃんとわからず考えず、ふんずり返って威張っている設計屋さんも多いですけどねぇ。
そんなことばかりしていたら、職人さんの質もあがるどころか落ちるばかり。
悪循環です。
ちゃんとした職人さんが認められ、育つ社会であってほしいものです。
なんか、話がだいぶそれたかなー。
とにかく、和風総本家の豆助・・・一度見てね。
(その方がそれてるやん!)
ビバ!日本犬。
ビバ!柴犬。
イヤイヤ・・・ビバ!日本の職人!
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