抜け道

三和総合設計

2012年01月07日 10:44

今日は七草粥の日。
この日になると、いつも母が、七草までは入ってなかったけど何かしら菜っ葉の入ったおもち入のお粥さんを朝に食べさせてくれていたことも思い出します。
お正月のだらーーんとした日々から新学期が始まるというちょっと現実逃避したい気分とが交錯している時期の出来事だったから、印象深いのかもしれません。
そんな私ですが、主婦になってから七草粥は作らず。。。
理由は、お粥があまり好きでない家族だから。
お粥好きは、私だけ。
鍋のあとの雑炊は大好きなのに、白粥は嫌いみたい。

季節の行事をしない後ろめたさはあるのですが、正月に胃を休めなければならないほどのご馳走もお酒もないのですから、仕方ないですね(笑)

さて、今朝の新聞で原発が40年で運転制限される記事が大きく出ていましたね。
これは前進ととらえていいのか、何を今さらととらえるのか・・・・難しいです。
今すぐにでも止めて欲しいのは山々なので、40年と言われても先が長い気がします。

気にかかるのは、止むを得ないときは延長があり得るというところ。
法律でもなんでも決まりごとには、止む得ない場合は・・・というお助けの道がついてきている例が結構あります。
常識的に考えれば、例外的なもあるから良心的に臨機応変に対応してくれるということで、なんでもかんでも規則どおりではないところは有難いこととなるのですが、
多くの場合は、これをズルをする抜け道として悪用されることが結構あります。

建築基準法でもなんでもそうです。
つまり、自分の得のためになんとか抜け道を・・・と考えぬいたズル賢い者が得をしてしまう。

本当は真面目で良心的な人が困ったときのお助けの道なのに、そういった人は逆に本来の決まり通りといって締め付けられて、泣く泣く折れるってことも。

今回の原発もなんとか延長の抜け道を探す努力を一層しなければ・・・と堂々とおっしゃっている推進派の人の話が書いてありました。

こんな危険なものに助け舟の抜け道なんて、本当に必要なの?

大切な文化や自然環境を守る道は、どんどん規制されて、お助けの抜け道なんてなくなっていくのに・・・・。

なんだか変な感じではありませんか?





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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。



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