築74年
雨の日曜日。ちょっと寒いです。
もう4月も後半なのに。。。。
リフォームのご相談を受け、朝から打合せに行ってきました。
ちょっと古い町家の改装です。
そのお宅の小屋裏でみつけた棟札。
昭和13年とあります。
これを見て、意外と最近?と感じた私。
考えて計算してみると、築74年・・・・
えっ、そんなに!?
昭和13年と言えば、自分の両親の生まれた年よりちょっとだけ後。
なので、自分にとっては最近のことのように思ったのです。
よくよく考えたら、自分の年はもう50を超えている。。。
半世紀生きてるんや・・・ということをすっかり忘れていたようです(苦笑)
町家なのに結構部材は大きくて、しっかりとした住まい。
粋なしつらいが主人の心をゆさぶっていたようです。
おたやんの横の部材は、古材が使われていました。
大事に木を使っていた昔の方の心が伝わってきます。
74年経っていてもちょっと手を加えてあげるだけで、まだまだ使える住まい。
いいですね。
元々の家の部分はしっかりしていますが、新しい時代(20年くらい前かな?)手を加えられたところの方が痛みがきているようです。
新建材の寿命の短さが一目瞭然。
「限られた予算だけど、この家の昔のいいところを生かしながら暮らしたい」とおっしゃる住まい手さん。
私たちも本物の良さを生かせるようにできるだけのお手伝いをしたいと思います。
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