理科の勉強は生きる基本?

三和総合設計

2013年08月20日 14:19

今日も暑いですね。
雨が恋しいです。となり町では夕立があったりしているみたいですが、我が家付近ではまったく降る様子もありません。びわこ大花火大会の日以来降ってないような気がします。

太陽光発電も気温が高くなりすぎると働きが鈍くなるようで、一日の発電量は今月よりも7月の方が多い。
これだけお日様が照っていたら、さぞ発電しているだろうと毎日期待して見ていますが、7月の記録超えはほとんどなし。
暑すぎても寒すぎてもだめなんですね。もちろんお天気が悪ければもっとだめ。
お日様のエネルギーに頼りたいけど、蓄電装置でもないとやっぱり不安定なものだなーと実感しています。
それよりも暑すぎてもだめだなんて、今さら知った自分がちょっと恥ずかしい。
たまたま昨日来られた設置業者さんとの立ち話で、へぇーそうなんやと知った次第。
反省ついでにもうちょっと突き詰めて、なんでなんか?ってことまで調べておかないといけないな。。。。と思ってはいるのですが。

話は変わりますが、福知山で起きた露天事故は、大変な惨事になりましたね。
ガソリンの携行缶の誤った使い方がこんな大きな事故になったとか。
亡くなった方は本当に無念だったでしょうし、怪我をされた方も大変な思いをされていることでしょう。
こんな悲しい事故は、繰り返さないようにしっかり受け止めて、考えていかなければならないと思います。

使い方をしっかり守っていれば防げた事故なのでしょうが、問題はそこだけではないような気もします。

多くの人は水の沸騰する温度は知っていますよね。
ではガソリンは?
???
気圧の低いところでの水の沸点は?
???
圧力鍋で炊くとなぜ早く炊ける?

こういったことをちゃんと理解していたら・・・・

実際にはガソリンっていうのは、いろんな物質が混ざっているから沸点をひとことで言うのは難しいようです。
30~200度なのだそうで、沸点の低い成分もあれば高いものもある。
なので、こんな暑い夏場の気温の高いところにあれば気化している成分は十分にあるし、缶の内部で圧力が高まっていたら・・・蓋をあけたとたんもっと多くの成分が一気に噴き出す。

なかなかこんなことまで理解していることは難しいかも知れない。
でも危険に面した時の防御の基本は、理科の勉強にあるのかなと思ったりします。

ここ最近そういったことが多いような気がします。

気象現象のこと、体のこと、食べ物のこと・・・・
原発、省エネ、自然エネルギー・・・・
農薬、放射能、遺伝子組み換え・・・・

どれもこれも理科の勉強が基本となって、正しい知識、情報が理解できるのです。

住まいに関しても同じ。
住まいにも理科の知識があるのとないのとでは、かなりの違いが出てきます。
家族の健康にも関係してくるのはもちろん、建てるときの費用にも暮らしの中での光熱費にも影響してきます。

理科ってきらーい!って思っている人(しっかり私もその部類)は多いと思うけど、生きていく上でやっぱり今まで以上に勉強していかなきゃ、知っていかなきゃいけないなーとこの年になって感じています。
本当の理屈には、いろんな情報が詰まっているし、いろんな発想の元が詰まってる。
本当の理屈に目をつぶっていたら、生きる術で大きな間違いをしているかもしれない。
おおげさですが、そんなことを感じています。

今回の惨事もガソリンの危険性をしっかり知っている人が、一人でも多く廻りにいれば、どこかのポイントで防げたのかも・・・と思えなくもない。

理科ってきらーい!なんて言ってないで、日ごろから「なんでそうなるの?」を頭の片隅において、本当の理屈をしっかり学ぶくせをつけておきたいと思います。



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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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