2009年03月28日

特別研究セミナー

特別研究セミナー昨日は、木考塾と琵琶湖博物館との共催で、

「資源が循環するこれからの住まいと暮らし」
ーこれをテーマに博物館と何ができるかー

ということで特別研究セミナーが開催されました。

このセミナーを開くきっかけとなったのは、去年の末に行われたE-ディフェンスの実大実験体の移築計画。
残念ながら移築をすぐに実現するのは無理でしたが、
せっかくいろいろな思い入れがあっての持ちかけを
このまま終わりにしたくない!ということで、
博物館と一緒にできることを探っていこうということになったのです。

今回はそのキックオフみたいなもの。
お互いに何ができるだろう????の模索から始めます。

鈴木有先生の多大なご協力もあって、準備は万全。

まずは、博物館に常設展示してある富江家の見学。
民家を建物だけでなく、昔の暮らしもそっくりそのまま移築展示してあります。

特別研究セミナー

特別研究セミナー

特別研究セミナー
学芸員の中藤さんのお話にも熱が入ります。

特別研究セミナー

特別研究セミナー
この板の貼り方。。。。
なんともいえないデザインです。
これでいいんやーっていう感じです。

丸子舟も見学です。
特別研究セミナー

セミナー開始。
特別研究セミナー

木考塾のメンバーが、いろんな取り組みを紹介していきます。
また、これから博物館とともに取り組んで行きたいことの提案もしました。

途中の休憩。
テーマにあったもので・・・・ということで、
手づくりのお菓子や永源寺のお茶を、永源寺の杉のお皿でいただきました。
みなさんにかなり好評でした。

特別研究セミナー

そして討論会。
特別研究セミナー

いろんな意見がでました。
時間が少なく十分に話しができなかったのですが、
いろんな立場でいろんな話しが出たことは、まずまずよかったのかな。

学芸員の方、一般の方、木考塾の会員、
それぞれの住まいに対する考え方やとらえ方のギャップも露呈されたかな。

暮らしの中に住まいがあり、
暮らしの中で、伝統が守られ、新しい知恵で伝統がつくられていきます。

暮らしには、人だけでなくいろんな生き物、動物や植物が関わってきます。

自分がしている仕事や生活の中だけで、物事を捉えていくと
バランスのくずれた社会になっていくような気がします。

自分たちの殻をやぶって、いろんな側面から学び実践していかないと
資源が循環する社会にはなっていかないと思います。

これからの協働が楽しみな一歩になったセミナーになったのではないでしょうか。

環境県といわれる滋賀県ならではの琵琶湖博物館。
昨日もいろいろ見学して、他にはない博物館だと改めて認識しました。

それだけに滋賀県だからこそ、滋賀県にしかできない博物館の新たな役割を発揮してほしいものです。

まっ、これがどんな風に進むのか、はたまた立ち止まってしまうのか、
みんなの心がけひとつなんでしょうね。

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