三和総合設計　木の住まいブログ

昨日のセブンイレブンに続き、コンビニネタです。

関西の方はテレビ番組で見られた方も多いと思いますが、京都市役所内に「エココンビニ」ができたとテレビのニュースで放映されていました。

内容はというと、売店内にペットボトルや缶ジュースなどを置かずに、マイカップなどを持参して飲み物を買うと言うものでした。
まあ、少しエコには違いないですが、ニュースになるほどのものでしょうか。
職人さんたちの多くは弁当を持参し、お茶の魔法瓶を持ち歩き仕事をしているのが当たり前の世界です（若い人職人さん達の仲にはそうでないひともいますが）。

テレビでエココンビニの話ですというから、注目してみていると、カメラが外から店の内部に入っていきます。
するとどうでしょう。
最初の映像には、コンビニ（売店）の廊下に面した棚にはポテトチップスや箱入りのスナック菓子が写っています。
その後、棚にはペットボトルや缶ジュースがないと説明がありました。

それを見て、私は「どこがエコや！」と叫んでしまいました。
先ほども書いたように、マイカップ持参や割り箸を使わないというのは少しはエコに役立つかも知れませんが、スナック菓子などが大量に売られているのはそれで良いのでしょうか。

エコ＝ごみを出さないと勘違いされているのではないでしょうか。
エコを進めようとすると、やはり地産地消を進めることが一番です。
それを阻んでいる商品が、コンビニやスーパーで売られているスナック菓子などでしょう。

化学調味料を使い、手軽に安くおいしい味を作る。
そうすると本物の商品は売れない。
安く大量に商品を作り、工場から各地に配送し、地球温暖化を進めているものなのです。

いつも書きますが、エコなどを進めようとしたとき、エコな商品を選ぶことは大事ですが、エコを阻む商品や仕組みを排除することが大事なのです。
自分の生活スタイルが大量消費型のスタイルなのに無理してエコ商品を買おうとするのには無理があります。

生活のスタイルをエコな形に変える必要があるのですが、社会全体が変わっていかないと個人の努力では限界がありますね。

テレビのニュースでは、「京都市役所にエココンビニができました。ペットボトルや缶ジュースを売らずにマイカップで購入することになっています。良いことですね」などに加えて、
「でも、エココンビニと言われながら、まだ、棚にはスナック菓子などがたくさん売ってますね。コチラも改善の余地がありますね」などと言ってほしかったです。

住宅の世界も同じで、エコというのは最近の販売のキーワードとなっています。
エコであるのに、地産地消とまったく正反対の大量生産型のハウスメーカーがエコを歌っています。
全国一円に同じものを大量に売るために、化学物質を大量に含んだ建材を使って建てています。

スナック菓子と同じじゃないですか。
少し前の建築基準法の改正で、ホルムアルデヒドなどの化学物質は規制されました。
それなのに、プレハブ住宅や建売住宅の新築されたものはすごい臭いがします。１００均のお店のような臭い。
まだ規制されていない化学物質の臭いなのでしょう。

スナック菓子にも大量の化学調味料が使われていますが、コチラも法律で規制されていないものなので違反しているわけではありませんね。

すべての化学物質や化学調味料を否定するつもりはありませんが、基本は自然のものを使う。自然のものではどうしても性能が担保できないものについてのみやむを得ず化学製品を使う。これがあるべき姿じゃないですか。

本物の商品とエコとは密接な関係があります。
本当のエコを進めたいのなら、偽者商品を扱わないところからスタートすべきでしょう。

今日のブログはここまでと思っていたのですが、どうしても書きたいことがひとつ。

皆さんもご存知の東国原知事の出馬要請の問題。
古賀氏や東国原知事の話もいろいろ書きたいこともありますが、それ以上にあきれたことがあります。

あの丸山和也議員（元？弁護士）が古賀氏を批判して、人気だけを頼るのはいかがなものかと言うような発言をされている。
あなたはどうなの？と言いたいですね。
丸山議員も人気を変われて出馬したのではありませんか。
山本一太議員も同じような批判をされていましたが、丸山議員が批判するなんて、やはり自民党の方々はよほどずれているなと思いました。

もうひとつ。
あのホリエモンを私の弟ですと大絶賛していた武部元幹事長が、東国原知事をすばらしい人だと大絶賛していました。
東国原知事の良否は別として、自民党には勝てば何でもありなんだなとまたまた思いました。
武部元幹事長のお笑いぶりを皆さん覚えておられますか。

もし東国原知事がそのあたりの人に担がれて出馬するとしたら、やはり評価は×と言わざるを得ませんね。

どうせ出るなら、民主党からでりゃいいのに。
確実に自民党の息の根を止められるでしょう。

今の政権にはあきれてしまいます。
早く選挙が行われ、政権交代になってほしいものです。
もし、東国原知事が自民党から出馬して、自民党が土俵際で残ったとしたら、A級戦犯といいたいですね。


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