圧縮強度試験

三和総合設計

2011年08月05日 11:38


今日は朝から滋賀県建設技術センターへ行ってきました。

現在、築30数年のRC造(鉄筋コンクリート造)建築物の
耐震診断をしていて
昨日、RC壁コア抜き(壁の一部を円柱状にくり貫く)により
採取したテストピースの圧縮強度試験を行ってもらう為です。


ちなみにコンクリートの引張強度は圧縮強度の約1/10と弱く
鉄筋コンクリート造では鉄筋が引張応力を負担しています。

だから、コンクリートの圧縮強度試験により、
コンクリートの強度を確認することができます。

建築中の建物の場合はコンクリートを打設する時に
現場でテストピースを作成し、水中養生をして
1週間と4週間で圧縮強度試験をしています。
木造住宅ならば、基礎の部分が該当します。
住宅の基礎の場合、強度試験をしていない場合も
あると聞きますが・・・


昨日のコア抜きの話に戻りますが
コア抜きをして、採取したものを見ると
30数年前の当時の施工状況が推測できて面白かったです。


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