豪華なトイレ

三和総合設計

2014年12月23日 08:29

今、テレビで「すご過ぎるトイレ」というのをやっています。

イオンのどこかの店の超豪華なトイレのようです。そんなトイレがイオンのカードを持っていたら、30分間無料で使えるそうです。化粧直しなどにも使えるとのことです。
こんなのを見ると、そこへ行ってトイレを使えば得をすると思うかもしれませんが、よく考えて見ましょう。トイレですから清潔なものであること、使いやすいものであることは重要なことなのですが、それ以上の豪華さは必要なことでしょうか。何より、その豪華なトイレを作る費用は誰が負担しているのでしょう。

イオンで販売しているものは他から比べて安いから良いのだという人もいるかもしれませんが、結局、無駄なものを作った費用はいつか回りまわって自分に帰ってくる。今の日本の借金がそのやり方で増えたものではないでしょうか。
国民にとって一番得なこと。それは無駄なことにお金を使わず、国民が協力し合って自分の得意分野でがんばるということです。
そんな理想どおりにことは進まないということはわかっていますが、お金をどんどん使い、気持ちよくなることだけが幸せであるはずがありません。極端に言えば、誰かを不幸せにして自分が少しの幸せを得るだけです。

100円均一の製品も同じですね。そこそこの費用で便利なものが手に入る。でも、その値段で物が売られると、本当に良いものが売れなくなり作れなくなる。でも本当に良い商品は高いものなのです。それで人は本当に幸せを今後も得ていけるのでしょうか。

ニトリが「お値段以上」という宣伝をしています。
確かにその通りでしょう。
もう少しおしゃれなところでいえばキッチンのイケア。

でも、人がそういったことを追求するとどういうことになるのか。日本が高い技術力を持ちながら、一部の部分を除き三流の製品しか作れなくなっているのでしょう。

たかがトイレ、せっかく豪華なトイレが無料で使えるので良いじゃないかという人も多いと思いますが、いろいろと考えてしまいました。

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