琵琶湖の生態系

三和総合設計

2009年03月30日 08:18

新聞記事によると、琵琶湖の固有種ビワマスを南湖(琵琶湖の南の部分)でも復活させようと、大津市の大宮川に稚魚を放流したそうです。

今日の新聞記事には外来魚であるブラックバスの記事がいくつか掲載されていました。

ひとつは、大津市の雄琴港でブラックバスの再放流を禁止する「琵琶湖ルール」の再確認が行なわれ、親子連れ約400人が参加したそうです。

もうひとつの記事は「ブラックバスは温水がお好き?」というもの。
ブラックバスは水温低下すると活動量が落ち、えりなどの設置型漁具では捕りにくくなるそうです。

ところが彦根にある県東北部浄化センターから流れ込む温排水のある部分では、つり大会を行なうと2倍以上の釣果があったそうです。

ブラックバス問題は大変ですね。

琵琶湖で釣りを楽しむ人の多くはブラックバスを釣っているのではないでしょうか。
私は小さいころから釣りをあまりしたことはありません。
ほんの少し友達に連れられて釣りをしたことがありますが、その当時つれる魚は「ぼてじゃこ」ばかり。
時たま「本モロコ」がつれると大騒ぎだったように思います。

大きなコイやフナを釣っていた人もあったと思いますが、小さな魚ばかりでした。

それがどうでしょう。
今まであまりブラックバスやブルーギルなどを見たことはなかったのですが、先日のセミナーで博物館に行って水槽を見たとたん驚きました。
大きくて恐ろしい顔をしています。

昔の小魚中心の釣りとはまったく違うのだなと思いました。
そりゃ、あんなに大きな魚を釣るのだから引きが強くて思い白いのだろうなと思いました。

でも、結局は琵琶湖の生態系を守る方向に行く必要があるのだろうと思います。
レジャーとしての楽しみも必要ですが、長い時間がかかって出来上がってきた自然を人間が都合で変えてしまうのは良くないことだと思います。

琵琶湖は琵琶湖らしく楽しむ。
それをもう一度考える必要がありますね。


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