パチンコ店の放火
大阪のパチンコ店が放火され、4人の方が死亡されました。
この火事を受けて、いつものようにテレビ報道では、スプリンクラーがつけられないのかというような話が出ています。
あまりに無責任な報道だと思います。
火事に対して言えば、スプリンクラーが設置されているのが良いのに違いはありませんが、消防法では規模等により設置する必要があるかどうかが決まっています。
不特定多数の方が出入りするからという考え方もありますが、それだけで判断するとしたら、市民センターだって、銀行だってすべてつけなければなりません。
今回の火事はまだはっきりしていない部分もあると思いますが、誰かがガソリンなどをまいて火をつけたようですね。
そんなわけのわからないことに対して法律というもので対応しようとすると無理があります。
もちろん、事故などはないほうが良いのですが、なにかある度に、それも理由が理不尽であるにも係わらずに、法律や制度で対応しようとすると、まともなところでひずみが出てしまいます。
少し前にあった姉歯問題。いい加減な建築士とお金儲けに目がくらんでいたマンション業者が起こした問題に対して、今、善良な工務店などが苦しめられています。
善良な工務店が苦しめられると言うことは、住まい手の方も不利益をこうむるということです。
事件や事故が起こったときのものの見方を冷静に考えなければなりません。
悪人を取り締まるつもりが、法律ができたときはもう悪人は逃げてしまってその業界にいない。
残された善良な業者が苦しめられているだけです。
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