集中豪雨と木材利用

三和総合設計

2009年07月27日 07:57

各地で大雨による被害が出ています。

被害の大きいのは山口県や九州北部のようですが、滋賀県でも降る雨は異常な強さですね。

これが地球温暖化の影響なのかどうかわかりませんが、将来が心配されますね。

地球温暖化の原因はCO2であるとか、それ以外に原因があるとか、いろいろなことが言われていますが、私達が気をつけて実践できることはCO2の発生を抑えること。
つまり、化石燃料の使用を抑えることだと思います。たとえ、CO2が地球温暖化の主たる要因でないとしても、エネルギー問題を考えると、化石燃料の使用を抑えることは意味がありますからね。

今回の被害は土石流のように山から土砂が大量に流れ出すものが多いですね。

簡単に言えることではないですが、人間が山を管理しなくなってきたことも大きな原因のひとつでしょう。
昔は住まいを初めとして、木材をエネルギー利用したり、生活用品として使ったりしていました。
ですから、大切な資源としての循環を考えながら山の管理をしていました。

でも、最近では住まいはもちろん、生活用品に木材が使われることも少なくなり、山に目が行くことは殆どなくなりました。
外から見ると青々としている山も、木材はやせ細り、下部の土壌は草も生えない状態で、いつ災害が起こってもおかしくない状況なのです。

私達がこれからしなくてはならないこと。
それはいくらお金を儲けるかではなく、持続可能な社会の中で人間が幸せに暮らせる方法を考えることです。

日本の木材を活用し、大切に管理するということは、目先のお金儲けにはつながりませんが、日本全体が持続可能な社会に向かっていくためには重要なアイテムです。つまり、個人的に誰かが利益を得るということではなく、日本の社会全体に利益があるということです。

政権交代が実現すれば、ものの考え方も変わるでしょう。
そのときこそ、日本の貴重な資源でもあり、しかも環境も守れる木材の利用を真剣に考えていただきたいと思います。

屋根の上に太陽光発電パネルを乗せることは、少しは環境に役に立ちますが、根本的な解決にはなりません。

環境意識の高い皆さん。
ぜひとも地域の木材を利用することを考えてください。。。。。


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