新聞記事によると、日本マクドナルドが上場以来最高益をあげたそうです。
最高益をあげた要因は、原材料のコストを削減したことや、東京でコーヒーの無料キャンペーン行い、来店したことのない客を取り込めたことなどが上げられるようです。
これで良いのでしょうか。
資本主義の社会ですから、利益を上げる企業が良い企業だということですが、社会全体で考えれば大きな問題だと思います。
原材料のコストを削減したということですが、今まで無駄があったのでしょうか。
もちろん私には詳しいことはわからないのですが、他の企業のやり方を見ていると、弱い納入業者に価格の引き下げを要求しているのではないでしょうか。
また、無料キャンペーンをやって、経費がかかっても来店者を増やし、お客を増やす。
もちろん企業の常套手段ですが、一人ひとりの利益単価は減るでしょうから、その分、数で勝負ということになります。
そうすると、その他のお店で物が売れなくなっていると言うことですね。
一定の競争は必要だとは思いますが、行き過ぎた競争は勝者と敗者を作り出し、貧富の差を作ります。
その貧富の差が激しくなり、貧しいものが増えると、市場としての魅力はなくなり、企業は去っていきます。
地産地消を進めなければならない理由はここにあると思います。
安全性を担保するという理由ももちろんありますが、国民が本当に豊かに暮らすことができることが重要なのです。
お金をたくさん稼ぐことが必ずしも幸せにつながることではないことは自明のことですが、でも幸せを得ようとするとお金を稼ぐしか方法がないという世の中になりつつあるように思います。
子どもの幸せを願って、小さいときからお金をかけて塾に通わせる。
少しおかしいと思いませんか。
こどもってせめて小さいうちは元気に遊ばせてやりたいと思いませんか。
利益を上げる企業が良い企業ではなく、むしろ悪いことも多いのだという感覚を持ちたいと思います。
利益にかかる法人税をどーんと高くすれば良いですね。
人気ブログランキング参加中。
↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
クリックお願いします。