当たり前のことが当たり前にできる社会

三和総合設計

2009年09月10日 07:43

昨日、民主党、社民党、国民新党の連立が合意されました。

マスコミの調査によると、民主党が社民党と連立することにあまり賛成しない人が多かったようです。

その考え方は正しいのでしょうか。

まだまだ国民には自由主義、社会主義という考え方が残り、自民党や民主党は自由主義であり、社民党や共産党は社会主義と考えているのではないでしょうか。
もうそんな考え方は古いですし、間違っていますね。

社民党にしても共産党にしても、今の日本の良いところを変えようと考えていないでしょう。
むしろダメなことをはっきりとダメと言っているだけです。

沖縄のアメリカ軍の地位協定の問題。
日本とアメリカが対等な立場でなく、改正することは当たり前でしょう。
その当たり前のことが、何らかの理由でできないことが問題なのです。

民主党が政権をとり、現実路線を考えなければならないという中で、社民党の当たり前の主張を入れ込んだことはすばらしいことです。
自民党には絶対できなかったことでしょう。

私は連立に関して言えば、国民新党のほうが不安ですね。

郵便局に対する主張は良いとして、現党首、前党首、どちらを見てもあまりすばらしい人とは思えません。
今の自民党の人よりさらに利権がらみの人たちではないですか。
来るべき参議院選挙では、国民新党抜きで政権ができるようになってほしいと思っています。

私達が期待するのは、大きな企業や声の大きい人に左右されない政治です。
教育問題にしても、年金問題にしても、高齢者問題にしてもすべて私達が望んでいるのは社会主義のようなことです。
ですから○○主義と言うような考え方はやめ、国民がどうすれば幸せに暮らせるのかを考えなければなりません。
もちろん、他国に迷惑をかけずにです。

もう一度、何が必要で何が要らないのか良く考えましょう。

良く考えた上での方向を進めていく必要があります。

高齢者問題、子どもの問題。
その根幹になることをほっておいて、問題を解決しようとするとまたまた財源不足などの問題が起こります。

日本の各地で豊かに暮らせる環境を作る。
それが第一番です。
都会に老人施設や保育園を作ることが必要なのではなく、なぜそういう施設が必要になっているのか。それを考えなければなりません。

昔は、三世代が一緒に住んでいました。
高齢者の問題も子どもの問題も少しは問題があったとは思いますが、今のような問題は殆どなかったでしょう。
仕事をしようとすると、故郷を捨て、親を捨て都会へ出なければならない社会が問題でしょう。

地方で仕事を作り暮らせるようになれば、高齢者施設も保育園も今ほど必要ないでしょう。

私達が係わっている住まいも、長い世代使い続けられる本当に良い住まいを造ることができるでしょう。
今のようにローンで返せるだけの家、一世代使えば後はごみになるような家づくりはもうやめなければなりません。

新政権には、日本の先を見た政策をしっかりと掲げてほしいと思います。
国民は目先のことにとらわれずに、長い目で見てあげなければならないと思います。


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