低価格ジーンズ

三和総合設計

2009年10月01日 07:38

今、低価格ジーンズが話題になっていますね。

各社が競って低価格のジーンズを発売しています。
1000円を切るのがあたりまえになりました。

私は、学生のころジーンズを少しだけはいたことはあるのですが、ジーンズをはくことはないので価格は関係ありません。

娘が、なぜそんな安い値段で出来るんだろう?といっています。

今朝のテレビ番組によると、バングラディシュ製だそうです。
経済格差によって成り立っているのですね。
これで良いのでしょうか。

皆さん、フェアートレード商品ってご存知ですか。
その国の人が生活できる費用を払ってつくった商品のことですね。
経済格差を良いことに、安い賃金で働かせるのではなく、ちゃんとした費用を払う。当たり前のことですね。

国の中では低賃金は規制されています。
だから、企業は安い人件費を求めて海外へ進出します。
発展途上国にとっては仕事が増えるのだからうれしいことなのかもしれませんが、限度がありますね。

あまりに安い製品が輸入されるので、国内の産業もずたずたになってしまいます。

適正な価格が何なのか。
難しい問題ですが、安いことが良い事だとは限りません。
企業は数が売れて利益が確保されればそれで良いかもしれませんが、同じような仕事をしている人にとってはたまったもんじゃありませんね。

もう少し限度を考えた経済活動をしないと、本当に国は破綻してしまうでしょう。

安い商品は生活支援という名で売られると思いますが、めぐりめぐっていつかは私達の生活をおかしくしてしまうことを考えなければなりません。

良いものを大事に使う。
そういった文化をもう一度取り戻したいと思います。
1000円を切る商品が粗悪だというわけではありません。
値段以上の価値はあるでしょう。
でも、本当に良いものと比べれば、やはり商品は良くないものだと思います。

そろそろ、物を選ぶとき、お得感で選ぶのをやめませんか。
世の中に良い商品が消え去り、お得感の商品ばかりになってしまうと思います。


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