教育養成課程6年制に

三和総合設計

2009年10月15日 06:30

昨日の夕刊によると教員免許を与える養成課程が、大学院2年も加えた6年になる方針が決められたようです。

こちらも民主党のマニュフェストに明記されていたものだそうです。
民主党の政策は、実現するか難しいものもあると思いますが、なかなかのものだと思います。

皆さん、大学を出てばかりの先生に頼りなさを感じませんでしたか。
教育実習で、中学生からいびられてなきそうになっていた学生が、半年もすると先生として独り立ちする。
先生も大変だと思いますが、なれない先生に習う生徒もかわいそうな気がします。

私達建築士は、免許をとるのに実務が必要です(一級建築士の場合2年)。
また、免許を取ったとしてもまだ一人前ではないので、独立する人もいないし、誰かの人について修行をする時間がかなりあります。
でも、学校の先生は、授業は一人でするわけですから、大変なことだと思います。
授業だけでなく、最近は学校も荒れているからなおさらですね。

人の先に立って教えるわけですから、大学4年のほかに、ゆっくり勉強する2年があるのはとても良い事だと思います。
ただ、学校に行く期間が増えると、それだけ費用が掛かるわけですから、そちらについては何か制度を考えても良いのかもしれません(奨学金は先生になると返さなくても良いそうですから、それで良いか)。

日本の将来を考えたとき、優秀な先生を育てることは重要なことですね。
さらに学ぶ2年間で、人間性も十分磨き、お決まりのことだけでなく、人間として必要なことも教えられるようになっていただきたいですね。


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