あまりに低い投票率

三和総合設計

2009年10月26日 08:09

昨日開票となった参議院補選は、両選挙区とも民主党の勝利ということになりました。

民主党が勝利したということはおおよそ予想通りかもしれませんが、投票率の低さは問題ですね。

神奈川が28.67%、静岡は35.64%だそうです。
補欠選挙はいつも投票率は低いそうですが、これで良いのでしょうか。

民主党が勝利したといっても、対する自民党の候補も民主党の候補の7割から8割の得票があるようです。
選挙に行かなかった人が7割近くあるわけですから、その方々の出方によってはどうにでもなる、いつも選挙に行かない人達が勝敗を決めるということにもなりかねません。

もちろん、民主党の優勢が伝えられていたため、選挙に行っても仕方がないと考えたのかもしれませんが、どういう結果が予想されるとしても、国民としては選挙に行くことだけはしなければならないと思います。

昔に比べて、期日前投票も出来ますし、投票時間も長くなっている。
そんな状況でこの投票率。
日本がダメになっている原因がこのあたりにあるのではないでしょうか。

自分に直接関係のないことはほっておく。
権利を主張するときは一生懸命だが、義務は果たさない。
こんな国民が増えているのではないでしょうか。

現政権の民主党もうかうかしていられませんね。
こんな選挙行動をみると、政策が支持されたというわけではなく、なんらかの動きが民主党の勝利に影響しただけで、政策そのものをじっくりと見てみようというような気持ちは少ないのではないでしょうか。

少しでも自分に良くないと感じることがあれば、簡単に反対の行動を起こす。
将来を良く考えた行動よりも目先のことを大事にする。
こんな感じに思えます。

もちろん国民みんながそうではないと思いますが、もう少し国民が変わらないと、政治家がどんなに頑張っても社会は変わらないと思いますし、むしろ混乱に向かうのではないでしょうか。


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