普天間問題をどうみるか

三和総合設計

2009年12月17日 07:43

今、社会には大きな問題がいくつもありますね。

地球温暖化の問題、不景気の問題、様々な問題がありますが、解決しなければならない大きな問題に、沖縄の普天間基地の問題があります。

これをどう解決するのか。
普天間から移設しなければならないことは間違いない。
それでは辺野古で良いのか。
県外は可能なのか。
国外(グアム)は可能なのか。

どれも可能性がないので、アメリカとの関係が悪くならないうちに早く決めてしまえば良い。そんな声も聞こえます。

どうすれば良いのでしょう。
結局、国と国がいがみ合って、軍隊を持たなければならない。
そういう状態を脱却するしか方法は無いでしょう。

何を甘いことを言ってるんだという人もあるかと思いますが、そう考えるしかない。
そうなることを考えて、普天間問題も考えるしかないと思います。

辺野古以外は戦略的に意味がない。だから辺野古なのだと言われています。
国と国がいがみ合う状態が減れば、戦略的に意味がなくても良いでしょう。
極端に言えば軍隊を減らしても良いということです。

普天間の安全を確保しながら、自然の破壊もしない。
その考え方で前を行くしかないでしょう。

アメリカのあとばっかり追っていても仕方がありません。
アメリカの追従をしていた結果がサブプライムローン問題に端を発する大不況です。

政権も変わったことですし、日本の進むべき道をどんどん模索する必要があるでしょう。
鳩山総理が言うように、今決めないことを決めた。これが今のところ仕方がないのではないでしょうか。
今決めれば、辺野古以外はありえないのですから。

アメリカが求める方法の中で答えをだすのではなく、日本が許せる範囲の中で答えを出さなければなりません。
前政権までは、アメリカの言うことは何でもYESだったのですから、合意といっても押し付けの部分が大きいと思います。

まず、日本からアメリカ軍が撤退する。それをベースに考え直すことが重要ですね。
もし、そういう考え方をすることで、日本の企業がアメリカで商売が出来なくなるような状況になるとしたら、アメリカはそれだけの国だということです。
日本は日本でちゃんと自活できるように考えるしかないでしょう。

こういった問題はいろいろな考え方があると思います。
でも、そろそろ基本に戻った考え方が必要でしょう。

長い時間をかけてもう一度考え直す方法しかないという鳩山総理の動きに私は一票を入れたいと思います。


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