大相撲問題

三和総合設計

2010年01月21日 07:56

元横砂貴乃花が理事選に出馬することで、相撲界に波紋を起こしていますね。

その関係で、貴乃花を応援する親方達が一門を事実上波紋になったそうです。

伝統というものは難しいものですね。

この件に関してはいろいろな意見があるようです。
テレビ番組では、若い者は年寄りの言うことを聞くものだとか、相撲界のしきたりを守って欲しいという意見もありました。

片や、今の相撲界はもっと相撲の普及に取り組まなければならないという話もありました。

難しい問題ですね。
相撲の普及に取り組むということは大事でしょうけれど、そちらに時間が割かれてしまい、相撲の本質から少しずれてしまうこともあるかもしれません。
かと言って、じっと座って待っていれば問題が解決するわけでもない。

結局、相撲界全体のことを考え、伝統の良いところを残しつつ、改革すべきところは改革する。
出来るだけいろいろな努力をするということでしょう。

本当のところ内部割れをしている場合ではないのでしょうけれど、どちらにも言い分はあるのでしょうね。
結局、細かな主張は私達には伝わってきませんね。


こんなことを見ていると、伝統構法の建物と似ている感じがします。
伝統構法の建物は良いところはたくさんある。
伝統で守られてきた良さをいかに守るのか。
でも、住まい全体から考えると人気が下がっている。

何とかしなくてはならないと考え、いろいろ動くのだけれど、本当のところ、そんなことをやるよりももっと伝統技術の習得のほうに力を入れたい。
何をやれば住まい手に理解されるのか。

最近は、物の良し悪しは正確に伝わらないような時代です。
テレビコマーシャルに乗っかったものしか生きていけないような時代。
そんな中で正論を言っても伝わるものではない。

相撲も国技だ。
じたばたせずに、黙って座っていれば良いのだというような思いもあるのでしょうか。


本当に難しい時代だと思います。。。


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