京都市の水族館建設計画に対し、新聞の読者欄に意見が寄せられています。
読者の意見欄に寄せられている意見は、建設反対の意見が多いようですね。
建設場所は、京都市の梅小路公園で、蒸気機関車の博物館があるところです。
京都市が土地を貸し出し、オリックス不動産が建設運営するようです。
反対の意見としては、京都市に似合わない。人口海水を使ってまで作るのは、自然保護になっていないというもの。
賛成の意見は、子どもが喜ぶ。季節を問わず京都に来る人が増え、経済効果がある。京都市は殆ど投資がいらないというような感じです。
結局のところ、賛成の意見は今までの社会の延長。
何か作って経済効果があれば良い。さらに、それが子ども達のためになれば良いというような感じでしょうか。
いつも言っていますが、こんな考え方はやめるべきですね。
水族館は全国各地に存在し、もう飽和状態らしいです。
今までは、水族館建設に適したところに建設されてきました。
それが内陸部に作られると、行くやすくなることは間違いないのですが、本当の意味での水族館の良さが体験できないでしょう。
ディズニーランドやUSJのように、楽しければそれで良いというような施設になるでしょう。
魚を体験するというより、イルカショーで楽しむといったことになってしまうでしょうね。
どんな施設でも、後から出来たものが設備が充実して良いものになるのはあたりまえの話しです。
でも、そんな施設が出来ると、今まであった施設に訪れる人が減ってしまいます。
日本全体で施設の住み分けをしたほうが良いでしょう。
あちこちいろんな施設ができると、各地に行く楽しみがなくなってしまいます。
京都で言うと、逆に京都らしさがなくなってしまうのではないでしょうか。
いつも京都に出かけると思うのですが、なぜ通りに面して喫茶店や小さなお店が多いのだろうと。
単に多くの人が集まって住んでいるからではありませんね。
観光客が多いからです。
観光客目当てのお店が元気で、そのお店をしている人達を目当てにしたお店がまた存在する。
京都らしさを守ることが、京都の生きる道だと十分理解することが大事だろうと思います。
新聞の読者欄で、京都市が街中のコインパークに課税する話に反対する意見が書かれていました。
せっかく便利になってきたのにという思いは理解できますが、京都は京都らしさがあって始めて存在価値があるということも考えたほうが良いと私は思います。
少しの税収目当てに、どこの都市かわからないような開発を行うより、さすが京都だという答えが良いのではないかと思います。
全国を見ても思います。
同じ建設するなら、その地域らしさを出した施設を作って欲しいものです。
滋賀県にも、オペラ用のびわ湖ホールがあります。
なぜ滋賀県にオペラ用施設なのか。
一応、いろいろな事に使われていますが、オペラは少ないようです。
その中で、毎年、毎年、運営上の赤字を垂れ流し、県民の税金を多額に使っているようです。
京都市は集客能力もあると思いますが、税収さえ上がればそれで良いというような考え方はそろそろやめなければならないと思います。
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