みなさん、世界の果てまでイッテQという番組を知っていますか。
イモトという太い眉毛の女の子が、世界各地を回り、珍獣と勝負をしたり、キリマンジャロへの登山にチャレンジしたり、なかなか面白い番組です。
今日はその番組の内容の話ではないのですが、そこで話が出ていたことについて少しコメントしたいと思います。
昨日、放送されていた国は、ブルネイという国。
なかなか豊かな国で、住民税などはタダ。海上に家が建っていて、いつでも家の中から魚がつれるため、食費もあまりかからないということでした。
平均月収は20万円程度だが、ほとんどを自分達の趣向のために使えるので、すごく豊かで、国民はカラオケセットなどを購入し、毎日楽しく暮らしているということでした。
そこで、話が出ていたのが、国民の幸福度ランキングというものです。
ブルネイは世界で9位。日本は90位ということでした。
もう一度、インターネットで調べましたが、そのデータは2006年のもので、最新だと日本は43位、ブルネイはわかりませんでした。
そこで思ったことが二つ。
一つは、国民の幸福ってなんだろう。
ブルネイのように豊かであればもちろん良いのですが、毎日カラオケなどを楽しんでいるのが本当に幸せなんだろうかと。
もちろん、テレビ番組ですから、どこか、変に強調したところがあるのでしょうけれど、毎日のんびり暮らすのが必ず幸せとは限らないと私は思いました。
もう一つは、日本はこれほどの工業力がありながら、なぜ90位なのかということです。
調査に不満があるということではありません。
最先端の工業力を持ちながら、世界で90位にランキングされる。
技術力が人間の幸福につながっていないということを今でも痛感しています。
お金儲けの競走では、かなり上にランキングされるのでしょうけれど、一部の人に富は集中し、国民にはそれなりのお金が回っており、物資も豊かに供給されているにも関わらず、90位の幸福度。日本の社会のあり方をもう一度考え直さなければならないと、娯楽番組を見ながら感じてしまいました。
ランキングトップはデンマークのようです。
やはり福祉が行き届いた国なのでしょう。
日本も国の仕組みさえ変えれば可能な経済力を持っていると思うのですが、そういった方向に進めるでしょうか。
高福祉を実現するには、消費税のような税金が必要だといつも言われます。
その通りかもしれませんが、今のままではゼネコンや大手企業に吸い取られたりしてしまうのが落ちですね。
社会の仕組みをもう一度見直し、せめてベスト20ぐらい。
アメリカのような国よりは上にランキングされたいですね。。。
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