一生の宝物

三和総合設計

2010年03月30日 12:04

先日、義理の伯父さんが85歳で亡くなられました。
末期ガンと分かり、あと1~2ヶ月の命と宣告されたのが昨年の1月の事。。。

それまでは伯父さんと伯母さんの2人暮らしだったので、
近くに暮らす私の実家の父や母が気にかけていたのですが、
病気が分かってからは広島に住んでおられた娘さんが仕事をやめ、
広島と富山を行ったり来たりしながら1年間、自宅療養中の伯父さんの看病を続けてこられました。

私も子供達を連れてちょこちょこお見舞いに行っていたのですが、
いつもとても穏やかで、3月の初めに行った時も顔色も良くて、
子供達の声を聞きながらニコニコされていたんですよ。。。
そして今年、大学受験のお孫さんの結果をとても気にされていたようでした。

3月中旬にお孫さんが第一希望の大学に合格されたと聞いた時は本当に喜ばれ、ご祝儀袋に力をふりしぼって自分で名前を書かれたそうです。

そして26日。
待望のお孫さんが会いに来られ
『おめでとう!』
と言って自分からお祝いを渡されたそうです。

その日の晩御飯を
『おいしい。おいしい。』
と言いながら食べられ。。。

その晩。
自宅でみんなに看取られながら
天国へ旅立たれました。。。

伯父さんは本当にお孫さんに会えるのを待っておられたんでしょう。
こんな事って本当にあるんですね。。。

本当に幸せな最期だったんだろうな。。。
そう思いました。

医療関係の仕事に就くのが夢のお孫さん。
『おじいちゃんからもらったご祝儀袋は宝物。一生大事にする!』
そう言っておられました。


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