9万人参加の県民集会

三和総合設計

2010年04月26日 07:41

普天間基地の県内移設に反対する集会に、沖縄県民が9万人参加したそうです。

普天間基地の移設に関して、明解な答えが出せない鳩山政権に批判が集まっていますが、長い目で見るとはっきり答えが出せない状況というのは、日本の将来について良いことなのかもしれません。
(現在、普天間基地の周辺で苦しんでおられる方には申し訳ない話ですが)

移設先の案として、徳之島が上げられたりしていますが、こちらもあたりまえのように反対意見が出ています。
アメリカ軍の基地が来て、仕方がないという国民は殆どいないでしょう。
もしいるとしても、それに伴う地域に落とされるお金を期待してのものでしょう。

今まで、アメリカ軍が日本に駐留するのは当たり前のこととして話が進められてきました。
そこに鳩山政権が、国外、県外の移設をすると公約しました。
この公約が果たせたら最も良いのですが、果たせないとしたら本気で国民が基地について考えるようになるでしょう。

自分達が住んでいる町にアメリカ軍が移転してくるとしたら、殆どの人たちが反対するでしょう。
その状況を沖縄の人たちは長い間受け入れてきたのです。
それを同じ日本人として考えるようにならなければいけませんね。

一見無責任のように見える鳩山総理の行動。
この曖昧さが、各地でいろいろと考えるきっかけになっていると考えてはいけないのでしょうか。

自民党の方々は、長い間掛けてやっと住民の方々に同意を得た案を捨て入るのはけしからんといわれます。
しかし、この方々は日本からアメリカ軍に出て行ってもらうということを考えたこともないでしょう。

政権も変わったことだし、日本の国民もそろそろ自分達の考え方をしっかり出していく機会だと思います。

これはどんな党が政権をとっても同じ事。
第3極の政党がいくら躍進をしても変わらないことですね。

さあこれから日本国民はどう動くのか。
直接問題を抱える地域だけでなく、日本国民全体が考えていかなければなりませんね。


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