木の好きな人がいっぱい

三和総合設計

2010年05月31日 08:01

昨日、大津市仰木で「仰木里山・暮らしの木工市」を開催しました。

開催時間の少し前からお客さんがどんどん増え、駐車場もあふれるぐらい多くの人にご来場いただきました。



いつも「日本の山、地域の山を守るために木の住まいを建てて欲しい」と訴えていますが、家を建てる人となると全体からするとほんの一握りですが、暮らしに木を取り入れましょうとなると、殆どの人たちに関連があります。

最近、端材工房で手づくり市に出かけますが、木工はあまり人気はないのかなと思っていましたがそうでもありませんでした。

今回の木工市は名前の通り木工専門の市です。
手づくり品が欲しい人だけのためではなく、自分で木工を行っている人のためにもなる。
それだけでなく、日頃里山活動を行っている人たちとも連携をしようというものです。

木の家もすばらしいものですが、一つ間違うと職人のエゴに陥る場合もあります。
職人が職人でなくなり、名人を目指すようになると、庶民からどんどん離れていきます。
もちろん腕の良い職人は必要ですが、名工まで行ってしまうと職人の自己満足に終わってしまうのではないかと考えたりもします。

本当に木の良さを感じていただけるかどうか。
木が好きで好きでしょうがない。何か問題があっても木の家が建てたいという人もありますが、何とか良い住まいを建てたいという人にどうやって木の良さをわかっていただけるか。
最近そんなことを考えるようになりました。

少し木の家から離れて、木の良さをもう一度考え直す。
そんな貴重な一日になったと思います。


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