今朝の新聞記事に、改定常用漢字表が掲載されていました。
この漢字の改定は2005年3月に文部省から情報化時代に対応する漢字政策のあり方を諮問されたのを受けてのものだそうです。
最近ではテレビ番組でも漢字の問題が多く、漢字検定の問題はありましたが「漢字ブーム」といって良いのではないでしょうか。
追加された漢字は196文字のようですが、こんな漢字も常用漢字に入っていなかったのかと驚きです。
「宛、嵐、唄、岡、俺、瓦、柿、鎌、亀、錦、串、熊、虎、駒、項、塞、埼、鹿、尻、須、誰、貼、爪、鶴、藤、栃、丼、奈、梨、謎、鍋、虹、阪、枕、麺、呂、脇」
主だったものを上げてみました。
こんな文字も常用漢字ではなかったのですね。
動物の熊、虎、鹿などや地名に出てくる文字もあります。
岡山県の岡、埼玉県の埼、栃木県の栃も常用ではなかったのですね。
県名に使う文字ぐらいさっさと常用漢字に入れることは出来なかったのでしょうか。
常用漢字を増やすかどうかについては賛否両論があるようです。
新聞記事によると、全国の小中高の教師らでつくる「漢字指導法研究会」では、漢字数が多すぎて学力の格差を招くとしているそうです。
確かにそういう考え方もありますが、本当に使う字を増やして、そうでない漢字をもっと減らしても良いのでしょうね。
今回増えた漢字の中でも、私個人としては「?」のものもあります。
例えば、「彙、楷、伎、・・・」。いろいろあります。
今回増えた漢字以外にも、常用漢字からはずしてもかまわないものもあるのでしょうね。
でもいつものことですが、一旦決めたことを変えるのは難しい。
子ども達の負担にあまりならない形で、うまく表現力が増えるような漢字の使い方ができると良いのですが。。。
漢字といえば少し言いたいことがあります。
最近の子どもの名前です。
もちろんどんな名前をつけてもかまわないのですが、せめて他人が読んだときに読める名前にして欲しいと思います。
最近の保育園や幼稚園、小学校、中学校の先生達は大変なのではないでしょうか。
出席者名簿にふりがながついていないととても読めそうにはありませんね。
子どもの学力格差などを心配する前に、まず突拍子もない名前をつけたり、読めない漢字を無理やり当てたりするのをやめたほうが良いと思います。。。
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