先日、娘が突然
『幸吉じいちゃん、お空で一人でさみしくないかなぁ?』
と聞いてきました。
幸吉じいちゃん というのはちょうど2年前の8月5日に亡くなった私の伯父。
小さい頃から一緒に暮らし、私を孫のように大事にしてくれた伯父ちゃんです。
娘が産まれた頃には伯父は入退院を繰り返していて、
私は娘を連れて、よくお見舞いに行っていました。
そんな伯父が亡くなった時、娘は2歳でした。
実家の仏壇の前で眠る伯父の顔の上の白い布を取ったりかぶせたり。
ほっぺを指でツンツンとさわってみたり。
大人の真似をして手をあわせてみたり。
映画『おくりびと』さながらの納棺も
姪っ子達といっしょに一番前で、じぃ~っと見ていました。
お通夜、お葬式、火葬場、お骨ひろい・・・
『さみしい』『悲しい』という気持ちより、
『不思議』な気持ちでいっぱいだったんでしょうね。。。
『ほっぺかたくなってたよ』
『幸吉じいちゃん、どうなったの?』
『お空にいってどうなるの?』
『もうあえないの?』
などなど。。。
しばらくの間はなんと答えていいのか分からないような質問攻めでした。
あれから2年。
もうすっかり伯父の事は忘れていると思っていたのに、
突然の『幸吉じいちゃん』発言は大きな驚きでした。
夏のこの雰囲気が当時の事を思い出させたのでしょうか・・・
今から思うと、2歳の娘にはかなり衝撃的な思い出だったのかもしれませんね。
でも、命について考える貴重な体験だったことは確かです。
お盆には3回忌の法要もあるので
娘からの『幸吉じいちゃん』の質問は復活しそうな気配ですが、
それに対してきちんと答えていく事が親の役目なのかな・・・
とも思うし、それが伯父への供養にもなるのかな・・・
と思っています。
大阪で起こった、子供を置き去りした悲しい事件。。。
亡くなった子供さん達は私の子供達と同じくらいの歳。。。
本当に言葉がありません。
私だって、他の人に誇れるような子育てをしているか?
と言われると・・・
毎日ガミガミ怒ってばかりで、娘には
『ママ!おめめが さんかく になってるよ!!』
と言われる事なんてしょっちゅう。
夜になると『早く眠ってくれないかなぁ・・・』
そんな事ばかり考えているダメママです。
(いばる事でもありませんが・・・)
それでも、この事件が起きたのと
娘の『幸吉じいちゃん』発言とが同じ時期だっただけに、
子供達には、命の大切さをきちんと教えてあげたいな。。。
そう思った出来事でした。
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