今朝の新聞記事によると、総務省はコンビニで住民票が交付できるサービスについて調査研究に乗り出したようです。
現在でも東京の渋谷区など4自治体がすでに導入しているようです。
皆さんはどう思われますか。
ほとんどの方は便利になって良いと思われるでしょうね。
私も便利かどうかということだけなら、かなり便利になると思います。
しかし、コンビニというのがどうも引っかかってなりません。
コンビニは民間企業が経営し、儲けるためにやっているもの。
儲からなくなったら閉店するのも自由です。
コンビニ同士の競争も激しいですね。
すごく流行っているコンビニのすぐ近くに、別系列のコンビニが駐車場も大きくして出店される。
そうなると前からあったコンビニは閉店に追い込まれる。
こんなことはしょっちゅうありますね。
駅前に大型店舗ができたから、近くのスーパーがつぶれてしまって買い物が不便になったという話しなど最近ではよくある話ですね。
そういった不安定な民間企業に大事な公共サービスを任せて良いのでしょうか。
今、便利だからといって将来も保障されるとは限りません。
公共サービスはもう少し安定したものであって欲しいし、なんでもかんでも民間に委託すれば安くつくという考え方はやめて欲しいと私は思います。
同じ委託するなら、郵便局はどうでしょう。
昔は郵便局は地域とともにあったものです。
今もまだ、民営化が良いのかそれともそうでないのか結論がでていません。
全国同じようなサービスを郵便局に求めるなら、むしろコンビニよりも郵便局に委託するほうが正しいと思いますがいかがでしょうか。
公共サービスまでも民間の激しい競争の中に組み込まれることはやめたほうが良いと思います。
いつまでも今の弱肉強食の社会を続けることは日本にとって良いことではありません。
それを考えると、公共サービスを支える民間企業についても充分な選択が必要になると思います。
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