民主党代表選挙

三和総合設計

2010年08月28日 06:08

民主党の代表選挙に小沢氏が立候補することがほぼ確実になりました。

小沢氏は長らく続いた自民党を中心とする政権を打倒し、日本を正しい道に導くために最後の働きをしたのかと思いましたが、やはり自分の欲だけだったように思えます。
政治と金の問題について、何も明解な答えが出ない中での出馬。
今回を逃すとチャンスはないということでしょうけれど、自分のことより国民のことを考えて欲しいと思います。

小沢氏を押す人たちは、日本経済の建て直しを望んでいるのでしょうか。
小沢氏が勝つとマニュフェスト実現のために国債を乱発するだろうということで、長期の金利が上がっているようです。

国債を発行し、その場をつくろいながら自分の支援者に良い顔をする。
その見返りに自分が良い目をする。
自民党時代と何も変わらないじゃないですか。

もし、小沢氏が勝ったとしても国民に選ばれるわけではないので、政権は長くは持たないでしょう。
リベラルな人たちも党をでるかもしれません。
逆に菅氏が勝ったとしても、権力を持ちたい小沢氏の周辺は党を出るかもしれません。

そうなるとまたまた政界再編ということですが、今までの政界再編が中途半端な形ですから、それも良いのではないでしょうか。
国民は少しつらい思いをすると思いますが、本当の民主的な社会を作るためにむしろこの代表選挙は必要なのかもそれません。

国会議員にどんな党であれ、まともな人を送り込むようにならない限り混乱はいつまでも続くでしょう。

国会議員の選挙を景気の悪いときにしたくないですね。
なぜなら、我田引水のようなことをいっていい加減な人が当選する可能性があるからです。
長い先をみて、次の世代を考えて物を言える人。
そんな人が国会議員になってもらはなければいけませんね。

この代表選挙がややこしさの最後にして欲しいものです。
でもこの戦いがないと妥協の産物が政治を動かすことになってしまうと思います。

菅総理は小沢氏の権力を持たせろという要求をよくはねつけたものだと思います。
細かい政策は別として、大きな道は正しいのではないでしょうか。


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