円高について

三和総合設計

2010年09月16日 08:03

昨日、政府・日銀が円売り介入をしました。

円高や円安、私達にはあまり関係ないと思いながらも、日本経済全体に影響があるので、回りまわって生活に影響してきます。
円高だと輸出関連の企業が影響を受ける。
円安になると海外旅行が安くなったり、外国から購入するものが安くなったりします。

いつもどちらが良いのか、どちらが問題なのかという話がありますが、答えはなさそうですね。
あまり上下に振れないのが一番のようですが、こんな時代になるとどこかの国の社会情勢が他の国に影響してしまいます。

日本は輸出で利益を得ている部分が多いのか、いつも円高になると困り果ててしまいます。

円高、円安どちらも「過ぎたるは・・」のように行き過ぎはまずいということですが、日本企業の輸出の依存も「過ぎたるは・・」の範疇に入ってしまうのではないでしょうか。
ものづくりも外国に依存し、物を売るのも外国に。
このように度が過ぎているので、海外の状況に影響を受けすぎてしまいます。

日本は豊かな国だという思いで何事も進めていますが、資源も少ないし、頼みの工業力や技術力も他国の追い上げを受けているわけですから、そういう状況を踏まえての国のあり方を考えなければならないでしょう。

基本的には円高は円の価値が上がるということですから、それをうまく国の利益につなぐことができるようにもっていかなければなりませんね。
国の中でやることがもう少し増えると、自然と行き過ぎの円高はなくなるのではないでしょうか。

マネーゲームをいつまでも続けることなく、そろそろ実業を大切にする社会に戻さなければならないと思います。


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