仙石官房長官の問責決議案が可決しました。
確かに仙石氏の発言などには多少問題があるかもしれませんが、昔の政治家から比べればまだましなほうだと思います。
国民は長い間の自民党政治に決別して民主党政権を選んだのですが、最近では政権の支持率もぐっと落ちてきました。
自民党を初めとする野党はいろいろ起きる諸問題への対応のまずさを追求して何とか政権を取り返すことを考えています。
国の政治が本当にこれで良いのでしょうか。
民主党が政権をとって国の舵取りを始めると、彼等が政治の素人であることがわかったといわれています。
でも、政治に素人や玄人があるのでしょうか。
今までの政治家が玄人であるとしたら、借金を積み上げて一部の人たちが喜ぶことをし、次の選挙で自分が当選することを考えてきた人をさすのでしょう。
最近の諸問題はどんな党が政権を担当しても難しいことばかりでしょう。
その揚げ足をとって「国取り」をすることだけに終始する政党は国民にとって不要であるといえると思います。
自民党時代の政治と違って、今は国の向かうべき方向に対する考え方はほとんど変わりはないのではないでしょうか。
そんな時に自分達がいかにも政権担当能力があるかのように発言するのは少し見苦しいような気がします。
ここは国民のために何とか動いて欲しいと思います。
民主党も小沢氏の問題を早く解決し、本当に国のことを考える人たちと再出発する方法を考えて欲しいと思います。
私が一番不思議に思うこと。
民主党政権が失態続きで支持率が下がるのは解るのですが、自民党の支持率が上がることは理解できません。
国民は自民党が政権を取ったら今より良くなると思っているのでしょうか。
これからの日本の進むべき姿を考えると、国民もかなり我慢しなければなりません。
でも、自分達が我慢することなしに、昔のような贅沢な生活を期待しているのではないでしょうか。
実業を大事にせず、虚業が国を動かす時代になっています。
アメリカが風をひいたら日本もうつされる。
世界の金の投資先が見当たらないから、円に投資され円高になる。
こんなことが続く限り日本の再生は難しいでしょう。
今の社会の仕組みを変えることは大変難しいと思いますが、方向性だけはちゃんと見据えていかなければならないと思います。
この大事な時期に「国取りゲーム」をやっている暇はないと思いますし、国民もそういった姿を厳しく注視しなければならないと思います。
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