日本の伝統文化が泣く
連日、歌舞伎役者の海老蔵さんが傷害を受けた事件がテレビを賑わせています。
私は歌舞伎にほとんど興味がないのですが、事件を聞いてやっぱり。。などと思いました。
歌舞伎といえば日本の伝統文化ですが、今までの報道を聞いていると「日本の伝統文化が泣く」といった感じですね。
本当に歌舞伎が好きな人たちにとっては情けない話なのではないでしょうか。
日本の伝統文化を守りたい。
そんな話はあちこちであります。
でも伝統文化を残すためには、一般の庶民から遊離させるしかないような感じになっています。
特殊なものにすることによって何とか生きてゆく。
そんなものが本当の伝統文化といえるのでしょうか。
日本の木造住宅についても同じことです。
日本の木を使って職人が刻んで家を建てる。
これも日本の文化といえると思いますが、そんな建て方はほとんどされていません。
私達は何とかその意味をもう一度考え直し、普通の人が普通に日本の住まいを建てられるようにならないかと考えていますがなかなかそうはいかない。
どちらかといえば、日本の伝統構法の住まいを特殊なものとし、売り物にする人ばかりが目立つようになっています。
坪単価で100万以上もする建物について、伝統構法ならそれぐらいはかかるとあたりまえのようにいう工務店。
逆に予算が少ないにも関わらず、伝統構法で建てますと言っておきながら、見えるところだけそれ風に仕上げ、お客さんとトラブルになる工務店。
まさに伝統文化を食い物にしているとしか言いようがありません。
文化って何でしょう。
国民に長い間支持され、知らず知らずのうちに国民の中に根付いているものではないでしょうか。
何事もお金が絡むとややこしくなる今日この頃。
海老蔵さんも親の七光りでお金を持ちすぎなのではないですか。。。
過ぎたるお金は身を滅ぼす元ですね。
でも、宝くじあたりたいなあー。。。
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