リニア中央新幹線

三和総合設計

2010年12月22日 07:09

何度か書いたことがありますが、今回もリニア新幹線のこと。

私は新聞記事の中で、読者の声の欄を楽しみに読んでいます。
その中に、「高速交通どこまで必要」というものがありました。
内容は全く同感でした。

リニア新幹線をつくるというのは夢のある話かもしれませんが、本当に必要なのか。
着工も近くなってくるのですが、そろそろ本気で考えなければならないでしょう。

今の状況でいけば作らないという選択肢はなさそうです。
でも、日本の将来の人口減、地方分権、高速通信網の発達など、必要だというより不必要という判断する材料が多いのではないでしょうか。

諫早湾の門ではないですが、一旦作ってまた中止するなんてお金の無駄遣いですし、いろいろな問題を残してしまいます。

新幹線といえば、京都から品川まで2時間14分。
リニア新幹線だと、大阪から東京まで67分。
東京まで67分かと考えると早いなあと思いますが、京都からだと大阪まで30分ぐらいは余分に見なければなりません。
また、中央新幹線が今のような密なダイヤで走るとは思えない。
そうすると待ち時間も増える。
実際早くなるとしても20分程度ではないでしょうか。

もちろん住んでいる地域によっても違いますが、多額のお金をかけ、環境も破壊しながら建設するだけの価値があるのでしょうか。

新幹線に品川駅ができて、新宿方面に行くのに時間がかなり短縮されました。
高速鉄道を作るより、使う人の利便性を考えた配慮を行うほうが今後のためになるのではないでしょうか。

中央新幹線に使うお金を地方分権に廻す。
そうすることが答えだと思うのですが、なかなかそうは行かないでしょうね。

プラレールではないですが、子どもが乗って楽しめる鉄道であって欲しい。
そのためには地域で自活できる仕組みが必要となってきます。


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