党首討論
昨日、国会で党首討論が行われました。
中身は書くのもいやなぐらい内容の薄いものだったようです。
新聞報道にも「首相打つ手無し」などの見出しがあったようですが、どうにもならない状態のようですね。
確かに自民党や公明党の言うように民主党のマニュフェストに無理がある部分がある。
それを修正しないと協議に応じられない。
その通りでしょう。
でも、実は自民党も公明党も協議に乗ることよりも、民主党政権を潰すことのほうが優先だと思われますので、民主党が飲めるような形での修正は難しいでしょう。
重ねて小沢氏問題が解決しない。
こんな状況では答えが出るはずはありませんね。
新聞記事にも書いていましたが、民主党は公約の修正と小沢氏問題を解決するしかない。
それをした上でもう一度協議を呼びかける。
それでも政治が前に進まなければ、今の国会のメンバーはすべて必要のない人たちと言えますね。
なぜこんなことになっているのか。
民主党が自公政権を力でねじ伏せた。
その仕返しのようなものでしょう。
私は、その時と今とでは状況が違うと思います。
きれいごとを並べて政権を奪取したと言いたいのでしょうけれど、自公政権では今までの政治が変わるとはとっても思えなかった。
それを国民は期待したが、実際やらしてみるといろいろな問題があり、さらに不況が追い討ちをかけ、政権の運営がうまくいかない。
それでは昔に戻せばよいのか。
そんなはずはありません。
国民が期待した中身をどうやって実現するのかということを考えなければならないのでしょう。
民主党は素人集団であるといわれています。
でも素人でないと現状にどっぷりつかった玄人がやろうとしないことを提案できません。
ここは素人を少しでもプロに育てることが大事だと思いますが、政治の世界はそうは行かないのですね。
権力を握ることより国民のことを考える。
そんな人たちがほとんどいないようですね。
みんなの党なんか、今の状況をうまく利用して党の勢力を拡大しようとする路線に見えます。
無責任な発言が目立ちますが、一定の勢力を持っているのですから、なにか行動することはできるはずです。
今はややこしいことに首を突っ込まないのが政党としては利益があるのでしょうけれど、国民には一つも利益はありません。
さあどうしたら良いのでしょう。。。。。
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