未成年の扱い

三和総合設計

2011年03月05日 07:40

大学入試の不正事件で、予備校生が逮捕されたことに波紋が広がっています。

未成年が、個人的にカンニングしたことに対して、逮捕するほどのことではなく、不正をしたということで不合格にすればよいだけだという意見があるようです。

未成年を逮捕するということは大変なことなのかもしれませんが、私はこういった問題は厳罰に処すべきだと思います。
個人を不合格にすることはあたりまえのことですが、ほとんどの受験生はまじめに取り組んでいることを考えなければなりません。
京都大学の監視の仕方が問題だという話も出ていますが、本末転倒というところでしょう。

受験生は不正をするものだと決め付けて監視をするということになると、すごく多くの監視員も必要ですし、それに対応する設備が必要になるでしょう。
携帯電話を持ち込み禁止にするとか、袋に入れて机に置かせるとか言う話も出ていますが、悪いやつは2台でも3台でも携帯電話を持ち込むでしょうし、悪いやつ等に合わせた制度にするとなると大変なことになってしまいます。

そうすれば悪いやつ等はやり得なのかとういうことになるのですが、そこは見つかれば厳罰に処すという方法しかないでしょう。
犯罪をゼロにすることは難しいです。
死刑は問題かもしれませんが、不正を厳罰にすることは可能です。

今回の受験生の罪は、個人が犯罪を犯したということではなく、入試制度の根幹を揺るがすような行為であるということです。
同じ悪いことでも区別が必要です。
不正をすることを助長するような行為については厳罰にして臨まないと、まともな人が迷惑をこうむってしまいます。

大学側も何の対策もしなくて良いということではないですが、学校内での試験でカンニングをしたのと大きな違いがあると思います。

同じような行為に対して区別するのはどうかと言う意見もありそうですが、やはり将来や日本全体のことを考えなければ仕方ないでしょう。

特に今の若者は目先のことでしか物を考えない傾向にあります。
個人の行動が社会に与える影響も少しは考えなくてはいけません。


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