断熱材の増産を
東日本大震災の影響で、住宅関係の建材や設備が不足しています。
東北地方には各種の製造工場があり、その被災によってものが不足しているだけでなく、被災者の方々の仮設住宅の建設のために資材が必要であるというのが原因です。
合板なども不足していますが特にひどいのが断熱材。
断熱材はこの震災がある前からエコポイントの実施などで不足していました。
今回の震災で工場がダメになっただけでなく、計画停電によって増産どころか減産に追い込まれているそうです。
エコポイントは補助率が良かったり、住まい手の方々のエコ意識によって予想より多くの人が利用するようになりました。
本来ならその時点で製造ラインを増設したりすれば良いのでしょうけれど、エコポイントは期間限定なので、製造会社も後で遊んでしまう可能性のある設備投資をできないでいました。
しかし、今回の震災でさらに不足することになってしまいました。
建物の省エネ化を計るためには必要な断熱材ですから、恒久的に供給できるように是非とも改善しなければなりません。
皆さんもご存知だと思いますが、断熱材は壁の内部に施工します。
そのため断熱材が無いと建物の建設自体が滞ってしまうのです。
そのため震災が無かった地域でも、断熱材が無いというだけで、建物の着工ができないということになり、経済的にも大きな問題となっています。
原子力発電所を将来無くそうと考えるなら、建物の断熱化は必要になります。
エコポイントの恒久化を考え、すぐにでも断熱材の増産体制を確立すべきです。
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