レベル7

三和総合設計

2011年04月14日 12:44

福島原発の事故の深刻度がレベル7になりました。

7という数字ですが、ラッキー7であったり、パチンコのフィーバーであったり、どちらかというと嬉しい数字として考えられていたと思うのですが、最近の震災では「7」という数字は鬼門ですね。

事故のレベルが7というだけでなく、震度の7も大変です。
震度の7は6強よりも上。
それ以上の数字はありませんので、同じ7でも差はあります。

原発事故のレベル7はチェルノブイリィと福島だけ。
いつもチェルノブイリィは別格だといわれますが、7の事故自体が別格です。
別格の中の別格の話をしてもしょうがない。
福島の原発の事故は、これ以上の想定はないレベルの事故であるということは違いないようです。

何とか収束に向かい、チェルノブイリィとは違ったねと話せるときが早くきてほしいです。

マグニチュードも7を越えると大変な被害が出ることが多いですね。
今回の地震のマグニチュードはそれを超える9ですから、とんでもないエネルギー。
その地震の余震自体が今までの地震の本震のようなマグニチュード7以上。
こちらも何とか収束に向かってほしいと思います。

私たちの社会の問題度もレベル7に達しているのではないかと思ったりします。
何より深刻なのは社会がいつも走り続けていなければどうにもならない仕組みになっているということですね。

大きな地震がきて、被害が大きいけれど多くの人が善意の募金をしたりする。
そういうことの積み重ねで、地域は復興に向かうかもしれませんが、被災地ではないところで物不足が起きたりする。
物が不足すれば少し休めばよいかというとそうも行かない。

走り続けなければどうにもならない大海を泳ぐマグロのようなものですね。

大きな夢を追わなくて良いから、何とか落ち着いて生活できる社会に変革したいと思いませんか。

まずできるところから。

私はいつも言っているのですが、電気が不足するなら、個々に節電は当たり前ですが、せめて自動販売機の電源を切ろうと。

でもそんな話はテレビのコメンテーターから一言も出ません。
自動販売機のスイッチを切ると経済がダメになるような社会構造になっているのか。
それとも自動販売機を切ったぐらいではどうにもならないぐらい電気需要が多いのか。

いずれにしてもいろいろなアイデアを出し合って節電し、少しでも原子力発電のような今の段階では制御できないものはやめたいと思うのですがそう思う人は少ないのでしょうか。

7という数字。
喜んで使えるときが早く来るように、個人としてできることをしたいと思います。

皆さんもよろしく!


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