住宅の消費税アップは絶対反対
復興財源を確保するために消費税を現在より3%アップして8%にする案が出ています。
復興に財源が必要であることは充分理解しますが、いつも言っているように、住宅は消費財ではありません。
その住宅にしかも建設したその時に消費税をかけることは絶対おかしい。
今回も3年限定と言っているのに対し、どのような消費税のかけ方をするのでしょうか。
住宅の寿命は少なくとも25年。
現在では50年ぐらいを目標にされていると思います。
昔からある日本の伝統的な住まいなら100年以上の耐久性のあるものもあります。
ですから、住宅が3年間で消費する分は、25年の寿命の建物であっても3/25です。
8%×3/25=0.96 ということで1%の消費税をかけるということならまだ理解できます。
50年ぐらい耐久性のある建物なら0.5%ということになりますが、どれが耐久性があるかわからないですし、そうもいかないと思いますので、消費税は一律1%ということにして、25年を超える建物は固定資産税を払わなくて良いようにすればよいでしょう。
どちらにしても財源は必要なのはわかりますが、矛盾を含んだままどんどん進んでいくことはやめて欲しいと思います。
なぜ住宅の業界が消費税に対しておかしいという声を上げないのでしょうか。
住宅を持っている人と持っていない人。
持っている人から税金を取りたいのなら固定資産税を上げれば良いことです。
何度も言いますが、住宅は消費財じゃない!
しかも、建設時に一度に払う制度になっているため、消費税を上げれば建設は一度に冷え込み、新たな問題を引き起こすことは間違いない。
被災地の復興に関して何とかするために、国民が平たく負担するということもわかりますが、少しずつ協力できる品に限定してほしいと思います。
さらに法人税のアップ。所得税のアップなどを考えるほうが先のように思います。
もちろん無駄遣いをやめることが一番先ですね。。。
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