毎月購読している日経ホームビルダーが到着しました。
まだ中身を見ていないのですが、一番最後の編集後記を少しだけ読みました。
編集者が書いている内容で、計画停電による電気代のことについて書いていました。
計画停電などが実施され、電気代がいくらになっているのだろうと思ってみていると、金額は半分ぐらいだったそうです。
計画停電などによる調整分もあるそうなのですが、いつもの半分ぐらいだったそうです。
記者の感想は「いつもこんなに電気を使っているのだなあ」ということ。
そうなんですね。
私達は、エネルギーをじゃぶじゃぶ使う生活に慣らされてしまっているのです。
省エネを実現できる住宅を考えたり、省エネな設備機器を採用したりすることは重要なのですが、省エネな生活をすることはもっと大事なことなのです。
頭ではそんなことわかっているのですが、社会全体が浪費を前提とした社会になってしまっているので、自分ひとりが頑張ってもなかなか実現できない。
計画停電のように、強制的にみんながそうせざるを得なくなるとあたりまえのことですが、そういう生活になってしまいますね。
このことを見てもわかるように、自分の努力だけではどうにもなりません。
社会全体で省エネができるような仕組みを考えないといけません。
個人の努力が集まって社会全体での力になるという考え方もありますが、それは間違いでしょう。
一生懸命頑張る人ももちろんいますが、その努力は全体の動きでかき消されてしまいます。
努力しない人も特に悪気があるわけではなく、できれば頑張りたいがいろいろな立場でそうできない人も多いのでしょう。
みんなで頑張る。
そうするためには、みんなが頑張れる仕組みを作ることですね。
関西地方は計画停電や節電などが行われていないので、その状況がよくわかりません。
計画停電の地域に入っておられる皆さんのご感想も聞きたいですね。
電気の使用を抑えた生活。
日本の将来において、ありえない選択なのでしょうか。。。
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