京都岩倉の家が完成しました

三和総合設計

2011年05月28日 08:15

京都で設計監理を行っていた岩倉の家が完成しました。

このお家は昨年の春に着工し、約一年間かかって竣工しました。
出来上がりはこんな感じです。





この写真(外観)は先週のわずかな晴れ間をみて撮影したものですが、その時、向かいにある飲食店の方にうれしい言葉をいただきました。

「本当に素敵なお家ですね。通られる方がみんな見ていかれますよ。いつ完成するのかとワクワクしてみていました」と。

設計者としては一番うれしい言葉です。

このお家に限らずですが、私達、三和総合設計が設計する家は、よくある建築家がする奇抜な家ではありません。
周囲の環境に溶け込み、それでいて何かしら美しい家を目指しています。

ごく普通の和風の家ですが、素敵だと思っていただくには様々な努力が必要です。
また、何より住まい手の方のご希望を最優先しなければならない。
そういった中で、工務店が設計施工される建物と何がしか違う。
設計者に依頼して本当に良かったと思っていただけるものでなくてはいけません。

住まい手の方にも喜ばれ、設計した私達も誇りが持てて、さらに周囲の人たちにも良かったねと言われる。

近江商人ではないですが、「三方良しの家」ということになります。

建物は和風でなくてはいけないということでもないし、洋風であっても良い。
でも周囲にちゃんと溶け込むものでなくてはいけないと思っています。

そんな家ができれば、住まい手の方も長くその家に誇りを持っていただけると思います。
まさに飽きの来ない家ですね。

少し前のブログに私の家の外観が出ています。
こちらも周囲にある蔵の風景をイメージして造ったものです。

設計という作業は変わったもの、特別なものを造るためだけにあるのではありません。
物の価値をさらにアップするための大事なものなのです。


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