年金改革

三和総合設計

2011年06月18日 07:46


毎週、テレビ番組のサタズバで年金問題が取り上げられています。

年金というのは単に高齢者の生活保障という問題だけでなく、将来の安心を保障することにより、より安定した社会をつくるという大きな命題がありますね。

その改革案の一つに労働時間が30時間未満は年金の加入が必要でなかったのに対し、20時間以上は年金の加入が必要であるということに変更しようというものです。

これに対し、パートの方を多く雇用している企業の負担が大きくなるなどの問題が上げられています。

しかし、これは年金の問題ではなく、非正規雇用の問題であるのではないでしょうか。
企業が安くて扱いやすい労働力を多く使い利益を上げようとする。
これこそ問題であるといえるでしょう。

だれも好きで非正規で働く人はいないでしょう(ほんの少しはあるかもしれませんが。。。)。
企業が安い賃金で人を雇う。
その人たちが高齢者になって生活する費用を国がめんどうを見る。
こんなことは財政的に無理なのはあたりまえのことです。

自分達の将来の費用は自分達がはらう。
これは当たり前のことで、税金か年金保険料かで払わなければならないことです。

サラリーマンの配偶者の問題にしても、今までいい加減にしてきたつけが回ってきていますね。

国民年金との統合など解決しなければならないことはたくさんあります。

これらの問題について政権与党の民主党には頑張っていただかなくてはなりませんが、こんないい加減な制度を作り続けてきた自民党は無条件で改革に協力すべきだと思います。

日本は貧しい国ではありません。
それでも将来の不安が大きいため、安心してお金を使えない状況です。

労働の対価としていただいたお金を安心して使いきれる社会を作るためにも、税金や年金保険料はかなり高くなっても仕方がないでしょう。

でも、今の無駄遣いの仕組みは改善しなければなりませんが。。。



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