形だけの株主総会
皆さんもご存知のように、昨日、東京電力の株主総会が行われました。
結果は予想通り。
経営側が多くの委任状を集めていることをたてに、会場から出る反対意見に対し、経営側の考えで押し切りました。
出席した株主の方から、脱原発の提案がありましたが、こちらも簡単に否決。
お金儲けを考えている東京電力としてはあたりまえのことということでしょう。
株主総会の進み方はいつもこんなものなのでしょうけれど、国民の生活に大きな影響を持つ電力会社が一般の企業と同じような感じで良いのでしょうか。
また、原子力発電なんて国民生活の安全に大きな影響があるにも関わらず、単純に経営側に預けた委任状を楯に一蹴してしまうようなことで良いのでしょうか。
原子力発電の将来については、東京電力を初めとする電力会社の意志で決められたら困りますね。
私達国民がどうやってNOと言えるのか。
その仕組みをつくる必要があります。
送電線の自由化を進め、いろいろな電力を自由に購入できるようにすることも重要ですし、今、土俵際で頑張っている菅総理がこだわっている再生可能エネルギー法案を通すことも重要です。
次の世代のあり方に対し、少なくとも国民の意思が反映される仕組みが必要ですね。
人気ブログランキング参加中。
↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
クリックお願いします。
関連記事