詳しくお知らせ

三和総合設計

2011年08月02日 17:28

富山で完了したリフォーム工事。
今日は詳しくお知らせです!!


仕事を退職され、夫婦2人でゆっくり暮らすためのリフォーム。
田の字の和室をもつ田舎ならではの大きなお宅なのですが、今回のリフォームは『田の字』まわりの和室はさわらず、寝室や水周りがメインの工事でした。

中でも庭づくりがご趣味でもあるご主人の力作
この庭を眺めながらお風呂に入りたい!!

お庭が先にあっての改装工事。
なので必然的に浴室の位置はほぼ決定していました。

また改装工事となると、既存の柱でも
抜けるもの、抜けないもの、補強をすれば抜けるもの 様々です。

計画の段階で既存のプランから梁の位置を予想したり、必要な時は天井裏を見せていただいたりして
重要な柱を見極めた上で、耐力壁も確保しつつプランニングするのが大きなポイントです。


住まい手さんは、長年住みなれた感覚があってか、リフォームというと
内装を新しくする とか、
キッチンの向きをかえる とか、
設備機器を入れ替える とか、
そういった感覚をお持ちの方が多いと思いますが、
既存の平面にとらわれずプランを思い切ってシャッフルすることで、とっても新鮮で意味のあるリフォームになります。

今回は、お便所だったスペースを・・・


思い切って居間にすることで、ご主人ご自慢の庭が眺められ、明るい居間になりました。


・・・こう書くと、『えぇ!?』と思われる方もおられるかもしれませんが
(もちろん既存の配管は撤去や穴を埋めるなどして、ニオイが上がってくる事は絶対にありません!)
一つこだわりを外す事でより良いプランが出来る!という事は、本当に多々あります。


廊下部分のサッシを床までの掃き出しのサッシに換え、既存の廊下を通路兼縁側として寝室に取り込むことで・・・


明るく眺めの良い寝室の一部に。奥は通路と書斎を兼ねたスペースです。



既存の柱をポイントに活かしつつ、ゆったりとつながる空間が出来ました。


住まい手さんご夫婦は最後の検査の前からいろいろと荷物を搬入しておられ、ちょこちょこ移動して頂く事になってしまいましたが、そうやって完成を喜んで頂けるのは、私にとっては本当に嬉しい事でもありました。
感謝感謝です。
ありがとうございました。


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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