子ども手当てと児童手当の何が違う

三和総合設計

2011年08月04日 06:29

今朝の新聞によると、民主党が掲げていた子ども手当てが12年度から廃止されることで3党の合意がなされたようです。

私からすると、子ども手当てと児童手当の何が違うのかよくわかりません。
子ども手当ては民主党が提唱したので自民党や公明党は気に食わないというところなのではないでしょうか。

日本の将来を考えると、子どものいる世帯を応援しないといけない。
これは誰しもが考えることでしょう。
要はそのやり方の問題だけだと思います。

所得制限を設けるかどうかなど議論は分かれたりしますが、大きな問題ではない。
どんな政策でも、所得の多い人には少し我慢していただくというか、所得の少ない人たちを応援するという考えは税の使い方としてはあたりまえのことですね。

こんなことでいろいろ対立し、相手に手柄を立てさせず、揚げ足を取ることにより自分達が利権の中心に戻りたいという思いが見え隠れしますね。

そんなことより、今は原発問題や東北地方の復興の問題が先です。
何かを人質にとって自分達の主張を盛り込ますなどと言ったやり方は最低ですね。

子ども達が活き活きと暮らせる社会づくり。
それは手当てなどですべて解決できるものではありません。
日本の社会をどう導いていくのか。
そちらのほうが重要なことです。

原発などの推進などを強く推し進めてきた自民党政権などが力を持つことのほうが将来は暗いような気がします。
大企業の利益を優先し、日本の社会を変えてしまった人たちの意見が強くなることが怖いです。

今の自民党は少し世代交代が進んでいるとは思います。
河野太郎氏のような発言をする人も出てきました。

できれば、現政権の揚げ足を取ることよりも、自分達の主張を整理して発表して欲しいですね。

少なくとも原子力を初めとするエネルギー問題はどのように考えているのでしょう。

滋賀県でも前回の県議会選挙で民主党の退潮により自民党系の議員が増えました。
なにやらややこしい方向の議論が続いているようです。

権力を持ちたい人達と理想を語りたい人達。
どちらも現実離れしているとまずいのですが、どちらがましなのでしょうか。。。。



人気ブログランキング参加中。
 ↑ の部分をポチッと押していただくだけでOKです。
    クリックお願いします。


三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


関連記事