福島の17000人転校
新聞記事によると、福島県から県内外に転校や転園した小中学生や幼稚園児は17000人以上になっているそうです。
転校の理由はもちろん「放射線」が一番で7割に上ったようです。
子どもの被曝に気をつけるという親の気持ちは当然のことですが、こういった転校などで地域が破壊されることはもっと問題だといえると思います。
放射線の影響を受けていると思われる(確実とは言えないが)地域のすべての子ども達が転校するならそれも一つですが、それぞれの家庭の意志で転校となると、いろいろな事情で転校できない人たちも多いでしょう。
そうすると、残された学校などは運営などが成り立たないような状況になるのではないでしょうか。
本当に放射線の影響があるならばすべての子ども達を転校させる必要がありますが、放射線の影響についてはよくわからないが念のためにという行動をみんなが個別に取り出すと、地域コミュニティーが成り立たなくなってしまいますね。
放射線の影響を判断することは本当に難しい。
でも、何とかその基準を作り、一応安全だと考えられるところでは、さらに放射線対策を高めて、そのまま転校無しに学べる体制も作る必要があると思います。
放射線については眼に見えないし、影響もわかりにくい。
だから、より安全な考え方を取るべきだという考えも理解できますが、あまり過度になると他の問題が出てきますね。
食品の風評被害も同じことです。
どうしたら良いのかは難しいことですが、原発推進派の学者ではなく、物事を冷静に判断できるプロの方々の判断を待つしかない。
政府は一刻も早くそういった体制を組んで欲しいと思います。
福島県は危ない。
その近くの県も安全とはいえない。
できるだけ遠いほうが好ましい。
日本じゃないほうが良い。
こんな極端な話になってしまうようなこともあります。
他の国で放射線量を測ると、日本で問題になっている場所より高いところもいっぱいあったようです(理由は不明)。
放射線の影響は、どこから安全でどこから危険と簡単に線が引けないようですが、ここは誰かが責任を持って線を引かないといけないでしょう。
そうでないとパニックが起こってしまいます。
いや、もう起こっていると言えるのかもしれません。。。
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