降水量1800mm

三和総合設計

2011年09月05日 07:33

台風の被害が各地で出ています。

奈良県の上北山村では降り始めからの降水量が1800mmを超えたそうです。
1800mmといえば人間の背丈よりも高いぐらいです。
こんな雨があたり一面に降るのですから、その雨が集まる川沿いになると大変なことでしょう。
土砂災害などが起こっても無理は無いですね。

都会にこんな雨が降ったら(山がないので振らないでしょうけれど)排水がうまくいかずに大変なことになるでしょう。
逆に言えば、自然の多い地域では土砂崩れが起こっているとはいえ、その雨を何とかこなしているということです。

よく山の保水能力などと言われますが、まさにそういった力はすごいものでしょう。
降った雨がコンクリートで固められた河川に一気に流れてくるのではなく、山に少しでも蓄えられたりしているからこの程度の被害で済んでいるのだと思います。

自然の力に対して、土木工事だけで対応するのは難しい。
自然と共存することを考えなければなりませんね。

台風12号は日本海に去って行きましたが、これからも台風は次々と発生してくるでしょう。

身の回りの危険な部分をもう一度見直すとともに、避難のタイミングなどいろいろと考えていかなければなりません。


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