雪囲い

三和総合設計

2011年11月22日 15:22

今朝起きると近くの山が雪化粧をしていました。
タイヤもそろそろスタットレスに交換しないといけませんね。
庭木に雪吊りがされているお宅もだんだん増えて
富山は冬がすぐそこまで来ている感じです。

滋賀を離れてからもう8年近くになりますが、
富山に来て滋賀との気候の違いを感じるのはやっぱり冬。。。

とにかく冬は晴れの日が少ない。
どんよりとしたねずみ色の空の日が多くて。。。
雪が好きな私でも、天気予報で太平洋側の晴れマークをうらやましく思う時があります。

でも、寒いかどうか・・・で言えば、体感温度は滋賀の方が風が冷たくて寒いような気がします。
『こんなに寒いのに、なんで雪が降ってないんやろ??』
滋賀に住み始めた頃はそんな事を思っていました。


ちょっと話は変わりますが、以前、陽子さんと土壁の断熱性能について話をしていた中で、陽子さんは、
土壁の古い民家は『底冷えする』というイメージがある・・・
というような話をしていたんですが(土壁の良し悪しではなくて感覚的な話だったと思います)
私が持っている民家には『底冷えする』というイメージはあまりなかったのです。

実際、私の富山の実家は古い民家で土壁・板壁の家で育っています。
でも、冬になると積もった雪で窓が割れないように『雪囲い』と言って、
1階の下屋部分の軒先から地面までを板や波板などで囲ってしまうのです。
なので意外と家の中は温かかったのかなぁ・・・

なんて話をしていました。
雪で作ったカマクラの中が以外と暖かいのと同じで、雪に周りを囲まれても風を通さない分、暖かく感じるのかもしれません。
『雪囲い』は雪から家を守るだけでなく、風を防ぐための知恵でもあったのかもしれませんね。


先日、実家に行ったら例年のように家の周りにはきっちりと『雪囲い』がされていました。
この歳になっても、雪を見るとワクワクする私。。。
さぁ、今年の冬はどのくらい雪が積もるのかな??


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三和総合設計は、Forward to 1985運動に賛同しています。


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